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「見るだけ」でムダづかいが減る、ズボラ家計管理術

 こんにちは。ファイナンシャルプランナーの風呂内亜矢です。

 前回、家計簿に挫折したことがある人は、節約テクニックの実践から試してみることもお薦めということをお伝えしました(http://joshi-spa.jp/187548)。

 しかし、原因や目標が定まっていないと節約する気持ちが保てないという意見も耳にします。そこで今回は簡単で続けやすい家計簿の方法についてお伝えします。

1)毎月1度通帳を見るだけ



「見るだけ」でムダづかいが減る、ズボラ家計管理術 一番簡単な家計簿の1つに、「毎月1度、銀行の残高を見る」という方法があります。前の月の同じ日より残高が増えていれば黒字、減っているとその月は赤字だったのだとわかります。

 クレジットカードの引き落としなどは土日祝日などで日にちが前後することもあります。毎月定例のイベントが一通り終わった日付同士で残高を比較しましょう。

2)レシートをすべて保管して見るだけ



 また、数字を記録しなくても、レシートはすべて保管するというのも効果があります。お店でもらったレシートは自宅で透明のトレーに費目別に入れることを続けます。視覚的に「こんなにお金を使ったのか」と感じることができます。

 費目別以外にも店舗別でためておくのも良い方法です。コンビニでこんなに使っているのかなどと発見できることがあります。

自動連携で分析だけ行う



 支払いの多くをクレジットカードや口座引き落としにしている人であれば、自動連携サービスを利用するのも1つの方法です。マネーフォワードやkakeibon(旧OCN家計簿)などに予めクレジットカードや口座情報を登録しておくことで消費履歴が自動で記録されます。

 記録されたデータを元に費目別の消費割合が円グラフなどで表示されるため、何にお金を使っている割合が高いのかも確認しやすいです。この方法の場合、記録は自動で行って分析だけ定期的にチェックすることになります。

 他のソフトにクレジットカード情報を自動連携することに不安を感じる方はカード会社のサイトから情報を取得する方法もあります。利用明細を郵送ではなくWebでの取得に切り替えるとpdfや、データ加工しやすいCSV形式でダウンロードできる会社も多いです。

 その他にも「1円単位での金額差を気にしすぎない」、「1日つけ忘れてしまっても思い出した分だけ記録すれば良いとする」など、正確さにこだわりすぎないことも家計簿継続のコツといえます。

 家計簿はあくまで原因を見つけることや、貯蓄へのやる気を保つための道具であると考えられれば肩の力が抜け、より本来の目的(貯金)に集中することができます。

<TEXT/ファイナンシャルプランナー・ 風呂内亜矢>

風呂内 亜矢【風呂内 亜矢(ふろうち・あや)】
ファイナンシャルプランナー。CFPR認定者、宅地建物取引主任者。
1978年生まれ。岡山出身。
IT企業に勤めていた26歳のとき、貯金80万円で自宅用としてマンションを衝動買いしたものの、物件価格以外にも費用がかかることを知り、あわててお金の勉強と貯金を始める。現在は自宅を含め夫婦で4つの物件を保有し、賃料収入を得ている。テレビ、ラジオ、雑誌、新聞などで「お金に関する情報」を精力的に発信している。
著書に『貯金80万円、独身の私にもできた!自宅マンションを買って「お金の不安」に備える方法』(日本実業出版社)がある。
公式サイト:http://www.furouchi.com/
公式ツイッター:@furouchiaya

風呂内亜矢
(ふろうち・あや)ファイナンシャルプランナー。CFP認定者、宅地建物取引士。26歳でマンションを購入したことをきっかけにお金の勉強を始める。現在はテレビ、ラジオ、雑誌等でお金に関する情報を発信している。近著は『最新版 届け出だけでもらえるお金 戻ってくるお金』(監修)、『超ど素人がはじめる資産運用




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