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ドロドロで面倒!? いいえ、“生身”のママ友は必要です! 【シングルマザー、家を買う/11章】

<シングルマザー、家を買う/11章>

バツイチ、2人の子持ち、仕事はフリーランス……。そんな崖っぷちのシングルマザーが、すべてのシングルマザー&予備軍の役に立つ話や、役に立たない話を綴ります。


(前号までのお話)
別れた旦那と住んでいたマンションを売った臨時収入で、夢だったマイホームのリノベーションへと動き出した筆者。しかし、またもローン問題が立ちはだかることに。そんな中、あるママ友のことを思い出した――。

ママ友づきあいの心得



 よく、“ママ友”と聞くと、“ドロドロ”や“腹黒い”、さらには“面倒”など、ネガティブな情報ばかり聞こえて来るが、これは一部の問題だと私は考える。

 そりゃ、面倒な人に首を突っ込めば面倒になる。それは、クラスメイトと一緒だ。名に“友”とは付くけれど、子供が同じクラスになった、同じ年令だからという理由で知りあった人は、自分で選んできた友達とはまた違う。仕事ではないのだから、わざわざ大変な人と付き合って急性胃腸炎になるくらいなら、大人なんだから、好きな人とだけ友達になればいいのだ。

 そんなの、付き合いとかあるでしょう! という声が聞こえてきそうだが、7年間ママをやってきて、面倒なママ友との付き合い方で習得してきた芸がある。それは、

 聞き流す。

 これだ。これに尽きる。そして、

 気にしない。

 これも大事。大人になったら、ママになったら、一番大事なのは仕事と育児だ。そこで悩むならまだしも、なぜママ友の付き合いで悩まなくてはいけないのだろうか。

 それができたら苦労しないよというママさんたち、わかります、わかりますとも! だって私も悩んだ時期がありましたから。でも、この7年で私にかけがえのないママ友がたくさんできたことで、毎日が本当に助けられていることも事実。

 だから、ひとえに“ママ友=辛い”というイメージはなくしていきたいと思うのだ。“シングルマザー=かわいそう”のような偏見のように。

生身のママ友がほしい!



 私は出産と同時に、今まで住んだことのない土地に引っ越した。

 産後、実家で少し休み、その足で引越し先に行ったものだから、友達など誰もいない。しかも、26歳で出産した私は、友達のなかでも早い出産だったからこそ、あまり育児について語れる人がいなかったのだ。元旦那も忙しい仕事のため、ほとんど家にいない状態が続いた。

 そんな状態で出向いたのが、娘の3ヶ月検診である。この日のわたしのミッションは、「ママ友をつくる」こと。

ママ友は面倒じゃない! 救いのママ友、登場 ここでママ友をつくらなくては、ずっと「Yahoo! 知恵袋」のサイトでしか育児情報の共感を得られない。これでは閉塞感ばかりで人間が腐ってしまう。生身の人間と育児の大変さを語りたい! オムツのフワッフワ感を一緒に味わいたい! 母乳パットの必要性を熱く語りたい!

 そんな野望を持ち、私は前に並んでいた女性に話しかけることを決意した。

⇒【後編】「仲介手数料って怖い! お金がない時に頼りになるのはやっぱり友達」に続く
http://joshi-spa.jp/205417


<TEXT/吉田可奈 ILLUSTRATION/ワタナベチヒロ>

⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】

【吉田可奈 プロフィール】
80年生まれ。CDショップのバイヤーを経て、音楽ライターを目指し出版社に入社。その後独立しフリーライターへ。現在は西野カナなどのオフィシャルライターを務め、音楽雑誌やファッション雑誌、育児雑誌や健康雑誌などの執筆を手がける。23歳で結婚し娘と息子を授かるも、29歳で離婚。座右の銘はネットで見かけた名言“死ぬこと以外、かすり傷”。Twitter(@singlemother_ky

シングルマザー、家を買う

年収200万円、バツイチ、子供に発達障がい……でも、マイホームは買える!

シングルマザーが「かわいそう」って、誰が決めた? 逆境にいるすべての人に読んでもらいたい、笑って泣けて、元気になる自伝的エッセイ。

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