地震後、自宅で生活するために何が必要?

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3:被災後に生活を続けるための対策



 私の場合、震災後は避難所には一度も行かず自宅にとどまりました。3月の東北はまだ寒く、避難所の冷たい床に寝ること、食事のこと、プライバシーのことなど考えた上で、自宅で過ごす方が自分たちにとって良いと判断しました。

 自宅で滞留生活を続けるために必要な対策は食事面と衛生面のことです。

・最低1週間分の食材、3日分の水の備蓄をする
・トイレとお風呂が使えないので衛生面の対策をする
・ライフラインストップに備え複数の熱源を準備しておく


 地震による被害が広範囲に及ぶ場合には物流がストップします。実際に東日本大震災のあと雪の降る中スーパーに3時間並んでも買えるのは数品だけという過酷な状況でした。買い出しにすらいけない状況になる可能性もあります。

ペットボトル

折り戸のデッドスペースをストックスペースに有効活用

 1週間分の食材を備蓄すると、それなりのスペースが必要になりますが、缶詰など使用頻度が低い食材を分けて、キッチン以外の場所にまとめて置いておくのがおすすめ。

 食材を分散収納する事は、キッチンに入れない状況になった時でも困らないという利点もあります。

 またライフラインもストップするので、カセットコンロやホットプレート、電気ポットなど複数備えておくと安心です。

缶詰

使用頻度の低い缶詰やストックのジュース類は廊下の収納へ

 最後に、地震・災害に備えた整理収納は「モノ」だけに限ったことでなく、地震に備えて心配な「コト」も整理して不安を解消しておきましょう。

 家の中の非常持出し袋や食材の置き場所、家族の安否確認方法、集合場所なども事前に確認して共有すること、話し合っておくことがとても大切です。

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【澁川 真希さん】
1級整理収納アドバイザー COMFORT STYLE 代表
無理なく片づけられ、家事や仕事の効率がアップする家具、物の配置プランが得意。物の整理から書類整理まで減らすだけで終わりにしない、片づく仕組みづくりの専門家。http://www.comfort-s.jp/




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