「黒ホイル」最強すぎ…フツー食材が王様級においしくなった!
黒のパワー、おそるべし。
冬おやつの王様「石焼きイモ」を、自宅でカンタンに作れてしまう便利グッズと言えば、「黒ホイル」。人気が定着したのか、最近では多くのスーパーで見かけるようになりました。
今回は、この黒ホイルの実力を思い知った、とってもおいしいお話です。
まず、焼き芋がおいしく焼ける専用黒ホイルとは、コチラ。
⇒【写真】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=455662
ホイルの片面が黒色となっていて、この「黒」が、トースターなどの放射熱をしっかり吸収するため、包まれた食材にすばやく火が通る、という原理になっています。焼きイモを焼くと、確かに短時間でしっとり濃厚な仕上がりになり、ここ数年、冬の必需品になっていたのですが、ある日、遊び半分でサツマイモ以外を焼いてみたところ、予想以上のおいしさにビックリ! それ以来、肉、魚、おにぎり……と焼くようになり……
数々の実験の中で、特においしかった5食材をご紹介したいと思います!
(1)笹カマボコ⇒ふっくら焼きたてプリップリに!
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ホイルと開けると、カマボコ生地がふっくらほわっほわ! こんがり香ばしさが加わり、ひとくち食べるとプリップリの食感に。まさにこれは、蒸したて焼きたての味! 名産地の老舗で食べるような新鮮さを味わえます。あえて安い笹カマを選び、その大変身をお試しください。
加熱時間:12分
(2)リンゴ⇒酸味・甘味が完璧なジューシー焼きリンゴに!
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短時間で加熱することにより、リンゴ本来のジューシーさが残った「しっとり濃厚焼きリンゴ」が出来上がります。味は、酸味と甘味がバランス良く整い、砂糖ナシでも立派なスイーツとして楽しむことができるでしょう。冷めてもおいしいので、ヨーグルトのトッピングにもオススメです。
加熱時間:15分
(3)どら焼き⇒あんこと皮のおいしさアップで高級今川焼きに!
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たまごと砂糖たっぷりの生地にこんがり焼き目がつき、カリッとクリスピーな食感が楽しめます。中のあんこは、炊きたてを思わせるしっとりホクホク感。このおいしさ、例えるなら、プレミアム今川焼き! 焼いている時のあま~いにおいもたまりません。
加熱時間:5分
(4)ウインナー⇒炭火BBQで食べるようなワイルド系に!
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焼いているそばから燻製の香りが立ち登り、嗅覚と胃袋を刺激します。一口かぶりつけば、ぷりっ、じゅわ~……。あふれるほどの肉汁が口いっぱいにはじけます。ウインナーの内側に熱がこもることで、濃厚さがアップ。本格BBQで食べる本格フランクフルトの味わいを髣髴(ほうふつ)とさせます。
加熱時間:13分+ホイルを開けて2分
(5)パン⇒外カリッ中モッチリ、まるで石窯焼き!
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これまでで最も感動したのが、「パン」。上に切り込みを入れ、バターをはさんで焼くこと10分。外皮のパリッと感と、中のモチモチ感は、本格石窯焼きのパンをしのぐおいしさです。使用するパンは何でも良いですが、オススメは、レーズン入り胚芽パンや素朴なプレーンパン。地味なパンほど王様級に生まれ変わります。
加熱時間:10分
<TEXT,PHOTO/スギ アカツキ>
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【スギ アカツキ】
東大卒の食文化研究家。長寿美容食研究家。在学中に基礎医学や生命科学を学ぶ。さらにオーガニックや久司マクロビオティックを学び、独自で料理研究をはじめる。モットーは「長く美しくを、簡単に」。忙しい現代女性に合わせた健康メニューが得意。ヨガ教室や人気ブログ(http://saqai.com/)も手がけている。
焼きイモ専用黒ホイルってどんなもの?
食感、香り、旨味がグレードアップ! おいしい5食材とは……?
スギアカツキ
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12