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「この女のためなら何でもしたい」と思わせるセックスって?

花房観音×森林原人のブス談義 Vol.2】

 昨年、世間を騒がせたあの婚活連続詐欺事件の女性をモデルにした小説『黄泉醜女』を上梓した作家・花房観音さんと、AVウォッチャーでもある花房さんがイチオシだという、女子SPA!でもおなじみのAV男優・森林原人さん

花房観音さん(左)と森林原人さん

花房観音さん(左)と森林原人さん

 美醜について持論のあるお二人に、ブスの魅力について語っていただく本連載、前回『「なぜかモテるブス」の魔力とは?』に引き続き、今回は「この人のためならなんでもしたい!」と思わせるセックスについてです。

「すべてを受け入れられた感」は美醜を超える



森林:花房さんが小説『黄泉醜女』でモデルにしたあの女性(婚活殺人事件の被告)は、モテない男性、つまりお金を持っていてもモテなかった男性ばかりを相手に選んでいましたが、そういう男性のよりどころは、多分お金だとか社会的成功とかそういったところだったと思うんです。

森林原人さん_1 そこにあの女性が現れて、「自分をすべて受け入れてもらえた」って全肯定感を感じちゃった。そういうとき、その女性が美人だろうがブスだろうが関係ないんですよね。やっぱり自分の味方になってくれる存在だし、「この人のためなら何でもしてあげたい」とまで思える

 セックスをして、そういうふうに思わせる女優さんっていうのはやっぱりいて。キレイな人にもいるんですけど、キレイな人はえてして自分がキレイだって知ってるから、セックス中もキレイであることにこだわるんですよ。モニターを見るとか……。

花房:AVを見てると、「男優さんの体を使ってオナニーしてるな、この女優さん」って思うときがあるんですよ。男優さんの体を使って「キレイな私を見て」。そういう女性って、性的には気持ちよくないでしょうね。男女ともにそうなのかもしれません。

花房観音さん森林:たぶん、AVの中で、自分に酔ってるんです。そういうふうにされちゃうと、目の肥えた人が見ると「このコ、さめてんな」って見抜かれちゃう。だから監督が「自分で髪の毛をかきあげないで」って女優さんに言います。特にフェラとかしてるとき、カメラに見えるように髪の毛をかき上げるのは、撮るほうからしたらありがたいんですけど、見てるほうからすると「(行為に)そんなに夢中になってない」みたいに思われる。

花房:我を失ってないんですね。

森林:“AV通”っていうか、本当に女のコが欲情してるかどうかをじーっと見てる人からすると、「あ、これは本気じゃねえな」みたいにわかっちゃうんです。

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美人とブス、本気でセックスする傾向があるのは?

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イケるSEX

女子SPA!の人気連載「AV男優・森林原人の性活相談」がいよいよ書籍化!
経験人数10,000人超のトップ男優である森林原人が、セックスに悩める一般女性の質問に愛をもって答える。「イク感覚がわからない」「彼がゴムを付けてくれない」「“30代処女”は重い?」etc.
Q&A31本とコラム4本を収録。

黄泉醜女

婚活連続殺人事件で死刑判決を受けた「さくら」は、稀代の醜女として世の注目を浴びた。 そんなさくらはなぜ男たちに「女神」と崇められ、求められたのか? 「女は所詮、皮一枚」――女の嫉妬と渇望を描く名手、作家・花房観音の入魂作!




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