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福山雅治の美しさはダメ男でこそ映える【春ドラマ評 月・火編】

【今からでも間に合う! 注目の春ドラマ 月・火編 】  2016年春ドラマが始まった。今クールをひと言で総評するなら、「ドラマが楽しい」。刑事モノや医療モノに偏ったとある時期に比べると、恋愛もサスペンスもホームドラマも詰まったバラエティ豊富なラインアップ。中盤戦に入る前にドラマ好き歴20年のライター・スナイパー小林が月曜の放送から順に総評する。

それでも福山雅治は美しい

『ラヴソング』公式サイトより

『ラヴソング』公式サイトより http://www.fujitv.co.jp/lovesong/

ラブソング (フジテレビ/月曜21時/出演・福山雅治、藤原さくら、夏帆)  音楽という夢を失った臨床心理士の神代広平(福山雅治)が出会ったのは、亡くなった恋人を思い起こさせる、奇跡の歌声を持った佐野さくら(藤原さくら)。彼女の吃音(きつおん)を克服するために協力する広平に、さくらの恋心が芽生えていくというラブ&ヒューマンドラマ。  マシャが金なしのだらしない役という時点で萌え。彼にはかつてTBS系『ホームワーク』(1992年放送)で演じたヒモのようにダメ男が似合うと思っているのは私だけだろうか。今回そのダメマシャを支えるのは水野美紀、ライバルは23歳年下設定のさくら。恋の行方を考えるとワクワクしてくる。脚本は第26回ヤングシナリオ大賞を受賞した倉光泰子。こちらも期待。
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夜の“朝ドラ”で元気を出そう
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