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神父の性的児童虐待をスクープ…オスカー受賞作『スポットライト』を出演女優が語る

――テーマは普遍的ですが、日本人には馴染みが薄い題材です。日本の観客にメッセージをもらえますか? レイチェル:ジャーナリズムの現状として、このような調査報道的なものが、やりにくい状況になってきていますよね。私たちがニュースをどんな風に受け取るのか、そして調査報道のような硬派な報道がどんどん減っていくという現状、こういった部分は日本のみなさんも感じていると思います。  それからこの映画は、声なき人に声を与える、自分で立ち上がることができない人の代わりに立ち上がる、といった物語でもあると思うんです。それは間違いなく普遍的なものだから、日本の方にも伝わると思います。あと、(ハリウッド・スターの)マイケル・キートン(『バットマン』『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』)が出演してるのも注目ですよ。 映画『スポットライト 世紀のスクープ』予告篇 https://youtu.be/oquYB13OQEI <TEXT/望月ふみ、PHOTO/三木匡宏> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】 『スポットライト 世紀のスクープ』は全国公開中 配給:ロングライド Photo by Kerry Hayes (C) 2015 SPOTLIGHT FILM, LLC 『スポットライト 世紀のスクープ』オフィシャルサイト http://spotlight-scoop.com/
望月ふみ
70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビューを中心に活動中。@mochi_fumi
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