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あとでトラブらない賃貸物件、不動産会社の選び方

3)現地に何度か行って情報収集する

不動産2「今はネットでたくさんの物件を検索できますが、そこからは、どんな大家さんが経営しているのか、管理はどうなのかはわかりません。  実際にその街に行って、地元の不動産屋さんで大家さんの評判を聞いてください。真面目に長く経営している不動産屋さんなら情報を持っているはずです。  物件もできれば朝昼晩と足を運んで、どんな人が住んでいるかチェックしましょう。内見のあとにひとりで戻ってじっくり見るのもオススメです」(太田垣さん)

4)共用部分が綺麗かどうかチェック!

「集合玄関、ポスト、ゴミ捨てなどの共用部分が汚れていないか確認しましょう。綺麗なお花が咲いているなど、細かく手入れをしているところは、熱心な大家さんです。  ポストにチラシが大量に溜まっているようなところは、空室が多いなど、何かしら問題があるかもしれません」(尾浦さん)

5)内見の時はしつこく質問する

「更新料、今流行の民泊(Air B&B)をやっている住人はいるかなど、内見の時にいろんなことを質問しましょう。『この人にはしっかり対応しないといけないな』と思わせることが大事です」(太田垣さん)

6)気に入らないところは改装を依頼してみる

「内見してみて気に入らないところがあったら、修繕してもらえるか交渉してみましょう。大家さんによっては直してくれたり、家賃の交渉ができる場合があります」(尾浦さん) 【尾浦英香さん】 株式会社エクセルイブ代表取締役(http://exceleve.jp/)。大家さん向けのセミナーや、コンサルティング業務を行う。日本で唯一の女性不動産コンサルタント。著書に『スゴい賃貸経営のツボ』、『満室大家さん ガラガラ大家さん』。 【太田垣章子さん】 章(あや)司法書士法人(http://www.ohtagaki.jp/)代表社員。平成14年から賃貸トラブルを専門とし、延べ2000件以上の案件に携わる。賃貸住宅新聞にコラムを8年連載中。共著に『相続税・消費税増税!勉強しないと資産はなくなります』、『相続税増税!方法によってはもっと下がる相続税』、著書に『離婚家庭の子どもの気持ち』。 <TEXT/和久井香菜子> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
和久井香菜子
ライター・編集、少女マンガ研究家。『少女マンガで読み解く 乙女心のツボ』(カンゼン)が好評発売中。英語テキストやテニス雑誌、ビジネス本まで幅広いジャンルで書き散らす。視覚障害者によるテープ起こし事業「合同会社ブラインドライターズ」代表
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