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年収800万円なのにビンボー…生活が厳しい理由1位は?

 一見、十分な収入のように思える世帯年収800万円という数字だが、実際に都心部で暮らす家庭では綱渡りのような生活を強いられていることも多い。教育費・バブリー妻・住宅ローンetc.「ウチは普通よりも上」という甘い考えが“破たん”へと誘う。その姿を追った――。

家庭は火の車

無駄に「いいモノ」を求めがちな800万円世帯



「年収300万円時代」などと言われて久しいが、都心部の場合、世帯収入800万円でも危機に瀕する家庭が続出している。総務省の「全国消費実態調査」(平成26年)によると世帯年収800万以上の層(2人以上世帯)は上位30%に入っており、本来なら恵まれた境遇にあるはず。

 だが、「家計が破たんの危機だと相談に来るのは、年収700万~1200万円の世帯が多い」と話すのは、ファイナンシャルプランナーの藤川太氏だ。

「世帯年収700万円を超え始めた人は『ウチは普通よりも上なんだ』という変な意識を持ってしまいがちで、いい家、いい教育、いい車を欲しがってしまう。しかも、なまじ収入があるために5000万円以上の新築マンションでも、親に頭金を出してもらったりして買えてしまうんです。

 その結果、住宅ローンと教育費という巨大な固定費を抱え、気づけば家計が破たん寸前なんてことになっている」

 都心部に住む「生活が苦しい」と思う世帯年収800万~1000万円の男性200人に行った調査でも、やはり生活を圧迫している要因は住宅ローンや教育費が上位だった(Q1)。頭金にもよるが、5000万円以上のマンションを35年ローンで購入すれば月々の返済は15万円ほどになる。

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