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矢口真里のシンプル美容法に高須院長が太鼓判「肌と肛門のお手入れは同じでいい」

 美のパイオニア、高須クリニックの高須克弥院長に、美や人生について指南してもらうこのシリーズ。  前回はタレントの矢口真里さんに、かっちゃんが「女の人生のサバイバル術」をアドバイス。今回は矢口さんが“アラサー女子が実践すべき美容法”について、疑問をぶつけます。数々の“若返り”を施してきた高須院長が推薦する美容法とは? 教えて、かっちゃん!
高須院長×矢口真里

矢口真里さん(左)と高須院長

矢口、かっちゃんに褒められる

矢口:じつは私、自分でも大丈夫か……? と思うぐらい、美容に疎くて。未だに化粧水と乳液をつけるぐらいなんです。さすがに33歳でこれだとまずいですよね。 高須:素晴らしいですよ。むしろ、そのままのほうがいい! 矢口:ホントですか? 高須:自然にまかせるのが一番いいんですよ。みんな、カン違いしてる。山ほど化粧品を買い込んで、必死にケアしてるオバさんより、何もしてないオッサンの肌のほうがキレイなのが、何よりの証拠です。 矢口:えー、そうなんですか!? 高須:オッサンといっても、ジョギングをしたり、ゴルフをしたりする人はダメですよ。四六時中、家の中にいてのんべんだらりと過ごしてる人がいい。 矢口:先生、私のこと騙そうとしてます? 高須:ホントのことしか言ってないよ! お化粧するとね、それだけで水分を奪われるわけ。しかも、メイク落としにはアルコール分が含まれていて、肌に負担をかける。肌がカサカサするから……と、クリームを塗りたくると、それがまた肌を弱らせる。 矢口:一生懸命やればやるほど、逆効果になっちゃうんだ……。 矢口真里

肌は“肛門”みたいなもの

高須:若いうちは放っておいても、水分も油分も十分キープできる。年とってきて水分が足りなくなったら、ちょっとだけ保湿してあげればいい。保湿といっても、特別な化粧品はいりませんよ。ワセリンでも塗っておけば十分。 矢口:ものすごくシンプルなんですね。 高須:そうそう。肌ってね、いわば“排泄器官”なんですよ。老廃物を押し出して、外に排出する。肛門みたいなものですよ。 矢口:肛門!? 高須院長×矢口真里2高須:排泄器官なのに、いろんなものを塗りたくって、吸収しましょう! と言われても、肌も困っちゃう。基本的に、肛門の手入れと同じように考えればいいんです。 矢口:なるほど!……って肛門の手入れをしたことないんですけど。なんでしょう。ウォシュレットでキレイにするとか、そういうイメージですか。 高須:そうそう。清潔にしておくのと、乾燥しすぎないように気をつけてあげれば大丈夫。矢口さんぐらいの年齢だったら、水で洗うだけでいいですよ。その水も特別なものである必要はないですよ。 矢口:水道水とか? 高須:水道水は消毒のために、塩素とか皮膚に対する刺激物質も使われてるから、あんまりおすすめじゃないなあ。煮沸すると刺激物質が減るから、煮沸して軟水にしてから使用することをおすすめします。

かっちゃんオススメの日焼け対策とは?

矢口:「家でゴロゴロしているおじさんの肌がキレイ」というのは、やっぱり紫外線が関係してるんですか? 高須:そう! 陽にあたってるとね、やっぱりシミだらけになっちゃう。年をとったマダムがね、フェイスリフティングでギューっとおでこを引っ張って、シワを伸ばすでしょ。するとね、シワの深い部分はシミができないから、そこだけ何本も白い線が浮き上がるの。 高須院長矢口:ええ!? 高須:僕もね、ゴルフやるから日焼けしたところはシミがある。でも、腕の内側は全然ない。これでもね、レーザーでシミをとってるんだよ。一度レーザーでとった部分はシミにならないんだけど、まわりにはできるからね、結局キリがない。 矢口:腕の外側と内側で全然違うんですね……。私、これまで日焼け止めとか面倒くさくて、ついサボっちゃってたんですけど、ちゃんとやらないとまずいですね。 高須:シミはレーザーで簡単にとれるけど、最初から作らないのが一番いいよね。ただ、日焼け止めはそれ自体が肌に負担をかけちゃうのが難点だけど。紫外線防御率が高くなればなるほど、刺激が強くなっちゃうし、クレンジングも必要だしね。 矢口:また肌への負担問題が! 高須:一番いいのは「覆面」ですよ。 矢口:え? 高須:イスラムの女性たちが身に付けてる「ブルカ」ってあるでしょう? あんな風に顔全体を覆えば、シミもできないし、肌への負担もありません。かぶれる心配もないしね。トラブル知らずの肌になれますよ!
ブルカ

画像はイメージです

矢口:覆面かあ……。人目のないところで、こっそりチャレンジしてみます。  後編『矢口真里、高須院長に脂肪吸引をガチ相談』では、ダイエットに悩む矢口さんが高須院長にアドバイスを求めます。 次ページ【矢口真里さん・プロフィール】 モーニング娘。の2期メンバーとして、98年に加入。05年にソロ活動をスタートした後は“ワイプの女王”として、様々な番組で活躍。1年半の芸能活動を休止を経て、14年10月に復帰した。レギュラー番組に『教えて!アプリ先生』(TOKYO MX)、『矢口真里の火曜 The NIGHT』(AbemaTV、毎週火曜配信)がある。オフィシャルブログ:初心者です。 【高須克弥氏・プロフィール】 1945年生まれ、医学博士。高須クリニック院長(http://www.takasu.co.jp/)で美容外科の第一人者。最新の美容技術を、自ら試して普及することでも有名。『その健康法では「早死に」する!』『最新版 シミ・しわ・たるみを自分で治す本』など著書多数。高須院長Twitterアカウント @yes_jinsei <TEXT/島影真奈美> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
高須克弥
【プロフィール】 1945年生まれ、医学博士。高須クリニック院長で美容外科の第一人者。最新の美容技術を、自ら試して普及することでも有名。近著は『ダーリンは71歳 高須帝国より愛をこめて』、『炎上上等』、続編で最新刊の『大炎上』など
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