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引っ越す時、部屋のクリーニング代は払うべき?ダマされない6つのコツ

できれば入金前に契約書を見る。入金後でも返金可

「本来、契約は契約書を見てから決めるものですが、賃貸の場合は契約を決めた後に契約書を見るというおかしな慣習があります。契約前に『契約書を』と言っても見せてもらえないことが多いでしょう。  ですが、契約書を見た後で『やめる』と言うことも可能です。前金などを支払った後でも契約解除すれば返金されます。契約書はじっくり読んで条件を確認してください。自分ひとりでわからない場合は、誰かに読んでもらうのもよいでしょう」(尾浦さん)

室内の写真を撮って管理会社に送っておく

「契約時に、室内の写真を撮っておくべきとはよく言われますね。それだけではなく、気になる部分の画像は管理会社に送っておきましょう」(尾浦さん)

誰かについてきてもらってもいい

不動産業界はまだまだ昔ながらの男性社会です。女性一人の契約だと、舐められることもあるかもしれません。不動産や賃貸に詳しいお友達や、コンサルタントなどについてきてもらうと安心かもしれません」(太田垣さん) 【尾浦英香さん】 株式会社エクセルイブ代表取締役(http://exceleve.jp/)。大家さん向けのセミナーや、コンサルティング業務を行う。日本で唯一の女性不動産コンサルタント。著書に『スゴい賃貸経営のツボ』、『満室大家さん ガラガラ大家さん』。 【太田垣章子さん】 章(あや)司法書士法人(http://www.ohtagaki.jp/)代表社員。平成14年から賃貸トラブルを専門とし、延べ2000件以上の案件に携わる。賃貸住宅新聞にコラムを8年連載中。共著に『相続税・消費税増税!勉強しないと資産はなくなります』、『相続税増税!方法によってはもっと下がる相続税』、著書に『離婚家庭の子どもの気持ち』。 <TEXT/和久井香菜子> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
和久井香菜子
ライター・編集、少女マンガ研究家。『少女マンガで読み解く 乙女心のツボ』(カンゼン)が好評発売中。英語テキストやテニス雑誌、ビジネス本まで幅広いジャンルで書き散らす。視覚障害者によるテープ起こし事業「合同会社ブラインドライターズ」代表
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