見学が終了したところで、森と尾山もエクササイズ開始。MITTNESSのサンドバッグは吊り下げ式ではなく、起立しているもの。床に密着しているので安定しており、女性でも叩きやすい設計になっています。
ボクシンググローブを装着し、構え方、足の置き方、ジャブとストレートを練習。
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・ジャブ……左手打ち。地味ですが重要なパンチ。相手を近づけさせないように牽制したり、距離を測ったりします。
・ストレート……右手打ち。ジャブと同様に振りかぶらず、最短距離で打ちます。パンチすると同時に、かかとの浮いた右足を外側に捻り、一緒に腰を回転させます。
トレーナーさんのミットに向けて、パンチを繰り出していくのですが、うまく中央に当たると、かなりスカッとする音がするんですよね。
⇒【写真】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=553974
「ジャブ、ジャブ、ストレート! 次、連続で行きますよ!」
前後左右に動きながら、トレーナーさんが誘導してくれます。マンツーマンのキックボクササイズは3分でしたが、これがかなりの運動量。身体がじんわり汗ばんでくるのです。しかし、疲労はなく、むしろ気分爽快。
「もっと殴っていいですか?」
とは言いませんでしたが、女性会員が後を絶たないのは納得できました。
イケメンに拳を繰り出す機会もそうそうないので、S気質な女性にもおススメかも?
●MITTNESS(ミットネス)
http://mittness.jp/
無料体験の所要時間は約30分
施設見学と説明、トレーナーとマンツーマンによるミット打ちやサンドバッグ打ちが体験できます。持ち物は必要なし。
●女度向上指数★★★★☆(星4つ)
興味はあったけれど敬遠していた、格闘技系のエクササイズ。きつそう、難しそう、という先入観を見事にぶち壊してくれました。技術向上云々よりも楽しさ重視、もちろんレベルや目的に合わせてクラスが選べるので、物足りなさもなさそう。
説明を聞いた後に、森も尾山もつい契約しそうになったのは、トレーナーがイケメンだったから、という理由だけではないはず(笑)。クラスは予約制なので、「今日嫌なことがあったので殴りたい。すぐに」という要望は無理かも。
<TEXT/森美樹 ILLUSTRATION/尾山奈央>
⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
もりおやま
http://morioyama.com/
●森美樹:1970年生まれ。2013年、「朝凪」(改題「まばたきがスイッチ」)で第12回「R-18文学賞」読者賞受賞。同作を含む『
主婦病』(新潮社)を上梓。最新刊『
幸福なハダカ』(同)が発売に
https://twitter.com/morimikixxx
●尾山奈央:1980年生まれ。脚本家、エッセイスト。著書に『
1年で20キロやせた私が見つけた月1断食ダイエット』(泰文堂)