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アブノーマルの境界線って?フェティッシュナイトに潜入

 先日観たNHKの朝ドラ『とと姉ちゃん』で、天才編集長・花山に扮する唐沢寿明がスカートをはいて出社していました。  その真意は「女性誌の作り手として、女性の気持ちを理解するため」。実在した花山のモデルもスカートを着こなしていたとのこと、昭和初期ではさぞかし悪目立ちしたでしょう。

女装SMフェティッシュナイトに行ってみた

 世は21世紀に突入し、もはやオカマもオナベも女装家も男の娘もホモセクシャルもレズビアンも差別は減少、しかしおおっぴらに自らのジェンダー・アイデンティティを主張するにはまだ勇気が必要です。諸事情により、隠さねばならない人が大半かもしれません。  そんな人々が集う場所、それが夜の新宿。いや、新宿だけがたまり場ってわけじゃありませんが、雛形として新宿はとてもわかりやすいです。  私の愛する旦那様(女装家)のご友人である美月あき様が、歌舞伎町でフェティッシュナイトを主催すると聞き、夫婦共々参加してきました。 SEDUCTION~誘惑~Vol.5『SEDUCTION~誘惑~Vol.5』 女装SMフェティッシュナイト at 歌舞伎町DecaBarZ 主催者:美月あき Opening:さかき藍&m@rica、結月里奈&M女、RITA GOLDIE その他

ビキニの老紳士、全身網タイツの女性…

 雑居ビルにあるクラブスペースは、アリスも吃驚(びっくり)の不思議ワールド。20代前半と思しき可愛らしいレズビアンカップル(セーラー服ペア)、ビキニ姿の老紳士(脚きれい)、全身網タイツの女性(局部以外裸)、アニメコスとボンテージをミックスさせた外国人男性(日本文化への愛を感じる)等々、みなさま独自のファッションを披露していらっしゃる。
フェティッシュナイト

写真はイメージです

 普段は地上で無理に肺呼吸しているけれど、ここに来てやっと水を得てエラ呼吸できるわ! 的な解放感や躍動感がオーラとなって弾けています。そこには国籍や性別、ノーマル、アブノーマルの境界線なんかまるでありません。年齢層は高めでマナーをわきまえた方ばかり。  ディスコミュージックに身を任せ、ほろ酔い気分になっていたら、ステージが神聖な雰囲気に。  緊縛ショーの幕開けです。さかき藍さん&m@ricaさんに次ぎ、元レースクイーンであり現女流緊縛師、結月里奈さんが登場。  SMの発祥地はヨーロッパですが、緊縛を美としたのは日本人だってご存知ですか。緊縛を拘束だけに留めず芸術にまで昇華させるのは、日本人の手業なしにはできないと私も確信しています。ええ、その昔、ほんの一時ですが、緊縛のモデルも経験しましたから。
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女性が女性を縛るショーにうっとり
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