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“魔性の女”気分で二股かけたら、哀れな結末が…

 今年こそ恋愛がうまく行きますように……そう初詣でお願いするのも今年で最後にしたいもの。私のどこがいけないの!? というわけで、性格も外見もまぁ普通、なのに「なぜか男に逃げられる女」の条件を、ケーススタディをもとに研究してみました。

【実例研究】勘違いして二股かけた結果、すべてを失うことに



 結婚したい男と、恋人にしたい男。誰しも自分の頭の中で、この2タイプにしっかりとボーダーラインを引いているだろう。両方のポテンシャルを備えている男がいればいいが、必ずしもそうとは限らない。

 Y子さん(26歳・販売業)は、この2タイプの男の間で揺れ動き、すべてを失った経験を持つ。

「大学時代から4年ほど付き合っていたAとは、仕事が落ち着いたらすぐにでも結婚しようと話していました。職業は公務員、お酒もタバコもやらない人で、まさに結婚したいタイプの男。でも落ち着きすぎてて、つまらなかったんですよね。

 そこに現れたのが飲み屋で出会ったB。遊びが大好きで、趣味もたくさん。Aとは違い、恋人にしたら絶対楽しい! って感じの人でした」

 Bからの猛烈アプローチもあり、Y子さんは迷った末、Aと別れBと付き合うことに。しかし、Y子さんは別れたにも関わらず、Aとの関係も続けていた。

「別れた後もAから『復縁したい』、『まだY子が好き』って連絡が来てたんです。私も夫にするならAだと思ってたから、結婚したくなったときBから乗り換えればいいやと思ってました」

 Aをキープしつつ、Bとの恋愛を楽しんでいたY子さん。そんな生活が2年ほど続き、年齢的にも結婚を考え始め、そろそろAの元へ戻ろうかとY子さんが思った矢先のことだった。なんと、Aから別の女と結婚するという連絡が来たのだ。

「動揺しすぎて体が震えました。え? 私はどうなるの? って。私がキープしてる気になってる間、Aはちゃんと別の女性を見つけていたんです」

 ショックを受けつつも、Y子さんは「まだBがいるから大丈夫」と慢心していた。ところが、それもあっさり打ち砕かれてしまう。

「Aの結婚報告から3日後、Bから突然『一人になりたいから』と振られてしまいました。それからすぐにBに新しい彼女が出来たというのを聞いて、初めて自分が浮気されていたということに気づいたんです

 2人の男を一度に失ったY子さん。しかも、A、B両方にとって、Y子さんは二番手の女でしかなかったという現実を叩きつけられた。しばらくの間、仕事も手につかず、食事も喉を通らなかったという。

「そもそも私みたいな凡人女が二股をしようなんて思ったことが間違いでした。自分のことを、男を手玉に取る魔性の女か何かだと勘違いしていたんでしょうね」

 悔い改めたY子さん。次に付き合う恋人には、精一杯の愛情を注ぐことを誓っている。

【教訓】
身の丈にあった恋愛をすべし

 タイプの違う彼氏にチヤホヤ……なんて夢のように思えますが、実際、関係を保ち続けるのは容易なことじゃありません。「2人の男性と付き合う」ということは、楽しみが二倍になる反面「苦労や気遣いも二倍になる」ということなのですから。それを忘れていた結果、Y子さんの愛情も半分ずつしか注げなかったのかもしれませんね。魔性のテクニックを持たない我々凡人は、チャレンジしないほうが無難かも。

<TEXT/北条マサ子(清談社) ILLUSTRATION/Iryna Liashenko>

― 「なぜか男に逃げられる理由」大研究【4】―




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