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荷物の多い女に「肩掛けカーディガン」は不可能だった!【トミヤマユキコ】

―40歳までにオシャレになりたい!Neo トミヤマユキコ―

 ファッションに興味はある。服を選ぶのは嫌いじゃない。ダサいわけでもない。でも、ガチで女らしい格好はちょっと恥ずかしいし、シンプルシックな格好はどうにもつまらない。

 そこで、ついつい変な服を選んでは、オシャレ/非オシャレの圏外に飛び出し、いい大人なのに「オシャレっていうか、なんかおもしろい服を着ている人」状態に……そんな悩みを抱えた読者は少なくないはず!

 おもしろ最優先で生きてきた結果、人生も洋服も若干とっ散らかり気味な著者が、40歳までにオシャレになるべく奮闘するコラム連載第2回!

第2回 肩掛けファッションを攻略するには?


 気がついたら「肩掛け」ファッションがオシャレだということになっていてびっくりした。肩掛けといっても、サマーセーターの袖を結ぶ石田純一スタイルではない。いま流行りの肩掛けは、袖に腕を通さず、そっと羽織るのである。これは「着崩し」の一種であるからして、オシャレ上級者だけが楽しめばいいのでは? と思っていたのだが、もはや無視できないくらいに流行が拡大している。

肩掛けカーディガン画像:WEAR

 見たところ、圏外ファッションの人は革ジャンとか黒のブルゾンなどを肩掛けにして、ちょっとハードなイメージ。圏内ファッションの人は、カーディガンをふわっと羽織って清楚なイメージであることが多い。どちらも、ラフというか、ほどよい抜け感がある。キメキメの気分じゃないときにやってみたくなる心理は、わからんでもない。

 初回の原稿にも少し書いたが、肩掛け女子は、路上はもちろん、ぎゅうぎゅうの満員電車内にもいるし、香港にもいる(香港では日本のファッション誌が簡単に手に入るので、その影響だろう)。このあいだ仕事でTBSに行ったら、館内ですれ違った女子アナもばっちり肩掛けにしていたし、今日なんて、渋谷で肩掛け男子を目撃した。

 国も性別も圏内/圏外も関係ない肩掛けブームにわたしがいまいち乗り切れないのは、「機能的でない」からだ。腕を動かすたび、ちょっとずつズレるだろうし、それをいちいち直さなくちゃいけないのは、どう考えてもダルい。昭和の女は、ピーコ大先生の名言「オシャレは我慢」をかたく信じているので、ズレるくらい我慢しなくちゃいけないのかも知れないけど……いやだなあ。

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ボヤいていてもはじまらないので、実際にやってみた

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