「上司といっても気の置けない2人だったので、飲みながら相談しているうちに緊張の糸が切れたのか、泣き出してしまって……」 「私、別に輝きたくない！ 課長になんかなりたくない！」と号泣する千春さんを前にして、部長は一緒になって男泣き。 　もう一方の課長は静かにうなずきながら、泣いている部長にバレないようにテーブルの下で千春さんの太モモをなでてくるというカオス状態に。終電もなくなり、金曜だったので一番家が近い独身の課長の家に3人で泊まることに。 「私はリビングのソファ、部長は床、課長は自分のベッドで寝ることになったんですけど……」 　太モモタッチですっかりスイッチが入ってしまった課長は、部長のイビキが聞こえ始めると、千春さんが寝ていたソファに入ってきた。酔っていたのと、部長の横という状況に興奮してしまった千春さんはついついOKして受け入れてしまった。さすがに隣でしてたら部長も気づくのでは……。 「ですよね……。結局私は2人が寝ているうちに始発で帰ったんですけど、夕方に部長からメールがきたんです。『改めて来週2人で会わない？』って。課長に先を越されて焦っちゃったのかな。アブない予感はしてたんですけど……」 　結局、次の週に2人で会った夜、予想通り部長とも関係をもった。今回の件をさらに別の上司に相談するために飲みにいく予定。 　もともと好きだった相手だし後悔はないというが、千春さんが心から輝ける日が来ることを祈るばかりだ。 〈20～30代の働く女性100人にインターネット調査〉 ・職場内恋愛の経験はありますか？ YES　38%／NO　62% ・職場内不倫、セフレ関係などの経験はありますか？ YES　16%／NO　84% ・職場内不倫、セフレ関係などに興味はありますか？ YES　29%／NO　71% ―ブラック化する［職場内性愛事情］【1】―