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占い師のボッタクリ手口とは!?元アシスタントが見た“ヤバい占い師”4タイプ

 以上は私が実際に経験したごく一部ですが、勿論良い占い師にも遭遇しています。占いの目的は、しあわせになること。そして、しあわせになるには体力がいるのです。  占い師は頼るものではなく、利用するもの、このくらい強気なスタンスで臨みましょう。

占いに頼りすぎないためのコツ

 とはいえ、占ってもらいたいと切望する時って、精神的に疲弊していたりしませんか。自分軸がしっかりしていれば、高いお金払って占う必要はないですものね。「5人に告白されて迷っています」とかいう、浮かれ気味の悩みなら別ですが。 占い師●占いに行くのは、少し心身が回復してから  わずかでも、自身を客観的に見られるまで精神的に回復してから占い師の扉を叩くのがオススメ。そうすると、正しく心に響いてきます。  手相やタロットや四柱推命、あるいはスピリチュアルなヒーラーさん等々、巷にはたくさんの占い師が軒を連ねていますが、まずはピンときた占い師に会いに行ってみましょう。安すぎず高すぎず、適度な料金設定で、明るい雰囲気の人や場所がよろしいです。 ●友人に同席してもらう  自分の精神状態に一抹の不安を感じる人は、信頼できる友人に同席してもらう、体力が回復するまでしばし待つ、その上で占い師にアドバイスをもらいましょう。

弱っている時、10万円のお守りを買わされそうに

 これは私の知人の話です。心身ともに疲労困憊している時に占い師に観てもらい1万円のお守りを買わされ、次に鑑定をお願いした時には10万円のお守りを買わされそうになりました。彼女は占い師に「10万円」と言われた瞬間に目が覚めたそうです。  以前、私が師事していた占い師は性格も評判も良く、私も占ってもらいました。結果、告白してくる男性を予言するなど、驚くことも度々ありました。しかしやがて犯罪に巻き込まれ、消息不明になってしまうという始末。  占い師は神様ではなく人間なんだな、と痛感したわけです。  当たるも八卦当たらぬも八卦、ただ自分の目の前にはしあわせな未来しかないと信じて。  占い師のご利用は、計画的に。 <TEXT/森美樹> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】 ●森美樹:1970年生まれ。2013年、「朝凪」(改題「まばたきがスイッチ」)で第12回「R-18文学賞」読者賞受賞。同作を含む『主婦病』(新潮社)を上梓。最新刊『幸福なハダカ』(同)が発売に @morimikixxx
森美樹
1970年生まれ。少女小説を7冊刊行したのち休筆。2013年、「朝凪」(改題「まばたきがスイッチ」)で第12回「R-18文学賞」読者賞受賞。同作を含む『主婦病』(新潮社)、『母親病』(新潮社)、『神様たち』(光文社)を上梓。Twitter:@morimikixxx
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