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『君の名は。』で人気のRADWIMPSが、あるバンドと激似?聴き比べてみた

 興行収入170億円を突破した、映画『君の名は。』。台湾でも大ヒットを記録し、来年1月には韓国でも公開予定とのことで、まだまだブームは続きそう。バンド「RADWIMPS(ラッドウィンプス)」が手掛けた音楽もすっかりおなじみになったのではないでしょうか。
君の名は。

『君の名は。』主題歌「前前前世」 (movie ver.) RADWIMPS

以前から話題の“RADWIMPSとBUMP OF CIHCKEN、ソックリ問題”

 ところが、この大ブレイクによってありがたくない話題が再燃してしまったのです。それは、“RADWIMPSとBUMP OF CIHCKEN(バンプ・オブ・チキン)のソックリ問題”。 ⇒【YouTube】はコチラ 前前前世 (movie ver.) RADWIMPS MV https://youtu.be/PDSkFeMVNFs  確かに両者ともギター中心のポップロックという傾向は同じなのだと思います。ですが改めて両者を聴き比べると、それなりに違う点があることに気付きます。 ⇒【YouTube】はコチラ BUMP OF CHICKEN『天体観測』 https://youtu.be/j7CDb610Bg0  いくつかポイントに分けて見ていきましょう。

①“俺 VS セカイ”な世界観は共通してるかも

 でも、みんな根拠もなしに“似てる”と感じているわけではないはず。では一体何が同じなのでしょうか?  浮かんだのが「セカイ系」というワードでした。(その界隈には全く疎いので誤用だったらスミマセン)。  たとえば、「おしゃかしゃま」(RADWIMPS)と「Hello, world!」(BUMP OF CHICKEN)は同じことを言っているようにしか読めないのです。 <もしもこの僕が神様ならば 全てを決めていいなら 7日間で世界を作るような真似はきっと僕はしないだろう> (「おしゃかしゃま」) <選んだ色で塗った 世界に囲まれて 選べない傷の意味はどこだろう> (「Hello, world!」) 『トイ・ストーリー』の音楽で有名なランディ・ニューマンという作曲家が、昔こんなことを言っていました。 <でも新聞とかに「今年最も意味のある歌詞」として名前が挙がるのが、クラッシュやU2だったりするわけだろ。「俺たちは壁の中にいる/本当の壁は外にある……」とかさ。U2やクラッシュの音楽をすべて知っているわけではないから、それだけで判断したくないけど、彼らはそういう事柄を選んで、書き留めているだけじゃないか。> (『インスピレーション』 著 ポール・ゾロ 訳 丸山京子)  今回改めて思い出したのが、この言葉でした。彼らはファストファッション的なU2やクラッシュなのではないか、と。もちろん全て知っているわけではないので、それだけで判断してはいけないのですが。

②歌詞の果たす役割が違う

 ここから相違点を見ていきましょう。  まず歌詞の扱い方。大まかに言うと、音楽優先なのがRADWIMPS。メッセージやイメージを物語るのがバンプ、ということになります。  分かりやすいのが「君と羊と青」(RADWIMPS)。サビでたたみかける3連の響きを際立たせるために言葉がチョイスされているのですね。 <君を見つけ出した時の感情が> 普通に読んだ時の“タタタ タタタ タタタ タタタ”という呼吸が、そのままメロディに乗っかっているので自然にリズミカルなのです。 ⇒【YouTube】はコチラ 君と羊と青 RADWIMPS MV https://youtu.be/K1u_MwT6zV8  逆にバンプはというと、こんな感じです。 <置いていかれた迷子 遅すぎた始まり さあ何を憎めばいい> <息絶えた 心を撫でた 殺したのは 他ならぬ僕だ> (「オンリーロンリーグローリー」)  息つぎ無視で詰め込んだ符割によって、とりあえず苦しくて、何かに怒っている感じが伝わってきます。
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演奏スタイルもずいぶん違う
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