ストレスで本当に人は死ぬ!「キラーストレス」が怖すぎる
独身者の孤独死が増えている
「高齢者が住んでいるならば周囲は気を使うし、たとえお部屋で亡くなったとしても早期に発見できるんです。それに対して、若い人のほうが発見が遅くなることが多く、腐敗してから周囲が気づき始めるなんてこともあります」
死因は、自殺が多くを占めるが、心不全、がん、くも膜下出血などの病死もあるという。
「両親とも長年連絡を取っていなかったりして、親御さんが部屋の惨状を見てびっくりされます。夏場には、ご遺体が液状化して発見されることもよくあります。運ぶのも一苦労です。
また、汚部屋のゴミで埋もれてしまうので、寝る場所もままならないから、エコノミー症候群で肺血栓になって亡くなる人もいるほど。こういう案件は年々増えているし、今後もひとり暮らしワンルームでどんどん孤独死は増えていくでしょうね」
ストレスと孤独……。どちらもゼロにはできないが、うまくコントロールする術を身につけたいものだ。
【遺品整理アドバイザー 上東丙唆祥氏】
遺品整理フランチャイズチェーン「e品整理チェーン」代表。同社では遺品整理のみならず遺品処理、生前整理、不用品回収(処分)なども行う。 1
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『キラーストレス―心と体をどう守るか』 NHKスペシャルシリーズ「キラーストレス」の出版化。知らないうちに、私たちの心と体をむしばむストレスを“キラーストレス”と名付け、そのメカニズムを最先端の知見で明らかにしていく。また、効果が実証されている「コーピング(ストレス対処)」や、世界で話題の「マインドフルネス」など、さまざまなストレス対策法を紹介する。ストレス大国ニッポンに生きる人々に警鐘を鳴らす一冊。
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