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もう子作り以外のエッチはいらない!種が欲しい!【シングルマザー妊活】

妊娠してわかった、「欲しかったのはこれだけだった」

 最後にセックスをしたのは、忘れもしない2012年の12月24日のクリスマスイヴ。  相手は当時の彼氏。その後、妊娠が発覚し、そのまま入籍。妊娠中は、お腹の中の赤ちゃんを守りたいという本能が働き、今までのセックス三昧がウソのようにセックスを頑なに拒否したまま出産。その瞬間、あることに気づいてしまったのです。 「私が欲しかったのはこれだ・・・!」  そう、私が今まで恋愛とセックスを繰り返し、ついに結婚までしてみたけど、私が欲しかったのは彼氏でも旦那でも家族でもない(家族なら親兄弟がすでにいる)。そう、目の前にいる自分の子供です。これ以外に欲しいものなんて実は何も無かったのです。 子育て 自分のお腹の中で少しづつ大きくなっていく感覚を感じながら10ヶ月間共に過ごし生まれた時、私が今まで31年間生きてきた意味はこの瞬間のためなんだと思いました。おっぱいをあげながら、「ママのおっぱいはもうあなたのもの。男なんかにはもう吸わせないからね。」と本気で思ったものです(笑)。  当然ながら、私がこんな考えでは旦那と上手くいくはずもなく、わずか2年で離婚。私としては、シングルマザーになったとしても金銭的にやっていける自信があったから離婚に踏み切ったわけですが、実際には金銭問題以外にも様々な問題が待ち受けていたのです。そちらはまた次回にて。どうぞよろしくお願いいたします。 【杉沢志乃(すぎさわしの)】 35歳。東京生まれ。ナンバーワンホステス時代に独学で行政書士試験に合格。25歳で小説『キャバクラ嬢行政書士の事件簿』(ゴマブックス)を出版し、翌年『キャバギョ!』でDVD化。以後シリーズ3まで出版。AVメーカー「桃太郎映像出版」広報部勤務を経て、現在は女性向けAVメーカー「ラ・コビルナ」の代表取締役社長となる
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