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私と会わずに1日5回もひとりHする彼…私への愛情が冷めているのでしょうか?【性活相談】

「女としての価値」は気にするだけ損

 ミキさんはミキさんで心配なのでしょう。「自分はちゃんと愛されているのか」「自分は彼女として評価されているのか」「女としての価値はあるのか」……ほとんどの人が陥る心配事ですが、気にすることないのです。というか、気にしてもどうにもならないのです。  彼氏がミキさんと会わない日に、特に出かけるでもなく家に居て何発もオナニーをしていたからといって、ミキさんの女としての評価が低いことにはなりません。本当に、別腹なのですから。彼氏から評価されていないのは、セックスに関する部分ではなく、人との距離感の取り方で、評価というかズレを感じていると思われます。  今回のポイントは、オナニーとセックスの違いではなく、相手の時間をどのくらい尊重するか、自分の時間がどれぐらい欲しいのか、という価値観が合っているかどうかです。これは、付き合っていくうえでセックス以前に重要なことです。

冷めたまま食べても美味しいと思えるように

 相手の価値観を尊重するということは、相手の好きにさせるということと、自分を否定してくることも許すということを同時にしなければなりません。どちらかというと一緒に過ごしたい派のミキさんと、そうではない彼氏。どちらかが合わせていかないと合わないし、合った時は必ずどちらかは無理して我慢しているわけです。こうした価値観の不一致で別れる人は大勢いて、それでいいと思います。ただ、多少の我慢をしたり、目をつぶったりしないと、どんな人ともうまく長く続かないと思います。  手料理を作った時、相手の都合で冷めてしまったら、もう一度温め直すというのも一つの手ですが、冷めたまま食べても美味しいと二人して気づけると楽になります。一番やっちゃいけないのは、「温かい方が美味しいのに」と愚痴ったり、「本来は温かいはずなんだよ」とエゴを押しつけることです。  手料理は、相手を思い浮かべ作ったことに一番意味があるのです。でも、その幸福感も時間が経つとわからなくなっちゃうんですよね。彼氏のことを思い浮かべて、それだけでトキメキ、幸せだった頃を思い出してみてください。冷めてはいませんが、変わったのはミキさんも、なのかもしれません。
森林原人さん

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<TEXT/森林原人> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】 【性活相談者を募集!】 森林原人さんに悩みを相談したい方は、こちらのお問い合わせフォーム(https://joshi-spa.jp/inquiry)まで、お名前はハンドルネームまたは匿名希望、題名の冒頭に【性活相談】を入れ、お送りください。 ※相談内容の一部を変えて取り上げさせていただく場合がございます。
森林原人
1979年生まれ。1999年にAV男優デビュー。出演本数1万本。経験人数9千人。セックスの虜になり道を踏み外したと思われているが、本人は生きる道を見つけられたとむしろ感謝している。著書に『イケるSEX』(扶桑社)、『セックスお悩み相談室』(扶桑社)他。性と向き合い、性を知り、性を楽しむためのサイト「リビドーリブ」とYouTubeチャンネル「森林原人YouTube」を運営。★Twitter(@AVmoribayashi)/★Instagram(@genjin_moribayashi_1979
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