熱いサウナで冷える!5つの“冷え習慣”はおブスのもと
体を冷やしてしまうNG習慣5つ
②冷たい飲み物を摂る
これもよく言われていますが、先生がおっしゃるには、冷蔵庫に入っている程度のものは、体調が良い時はエネルギーを作れるので大丈夫だそう。
それ以下の温度というのは自然界に存在しない人工的な冷たさ。なので体に負担をかけて体に入ったものの、温度を上げるためにエネルギーが使われてしまって冷えてしまうそう。
③筋肉不足
基礎代謝の4割は、筋肉で作られていると言われます。筋肉がないと熱が作れず、つまり体質改善もできないのです。
電車で立っているだけで、座っているより20%エネルギー消費が上がるとか。階段を使う、少しの距離なら歩くといった日常の運動が筋肉を増やしてくれるそう。
体を動かすのは筋肉を作るという長期的な冷え対策になるのです。
④熱いサウナが体を冷やす
40℃を境に、それより高い温度の場合、交感神経にスイッチが入るので血管が収縮してしまいます。その状態が続くと血のめぐりが悪くなり、水風呂も交感神経にスイッチが入るので、交互に入ることでどんどん冷えていってしまうのだそう。
熱いサウナより、ちょっとぬるめのミストサウナがオススメだとか。
オススメのお風呂の温度は38~39℃くらい。30分ほどゆっくり浸かることで、ヒートショックプロテイン(ダメージを受けた組織を修復する働きがあるタンパク質)が産生され、体全体の状態がアップすると言われているそうです。
42℃では短い時間なので産生量が少しで、日持ちしない、というのが川嶋先生の持論です。
⑤痛み止めを使う
頭痛や生理痛のときに飲む痛み止め。消炎解熱剤であるので、これを多用している人はそれだけで体を冷やしていることになります。
本当に痛いときはもちろん飲むべきですが、ちょっとしたこと、例えば生理痛とかであれば、まず体を温めてみてから考えては? とおっしゃいます。ほとんどの痛みはコリから来るので、温めてほぐすだけで改善することが多いそう。
どうでしょうか? 意外に知らないこと、多かったのではないでしょうか?
お話を聞いての感想は、体に負担をかけることは実はあまりいいことがない、ということでした。熱いサウナも熱いお風呂も必要なし。少しの運動で体のエネルギー代謝を上げて、熱い女を目指しましょ!
<TEXT/石山照実>
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【石山照実】
美容編集者。恵比寿にてセルフブランディングフォトの撮れる写真スタジオをオープン、www.annaphoto.jp DMMラウンジでは美容業界に特化したプロジェクト参加型のラウンジをスタート。https://lounge.dmm.com/detail/95/ 雑誌にとどまらず幅広い活動を現在模索中。石山照実
小学館で『美的』『CanCam』等に編集者として長年携わった後、美容編集プロダクションbeautyeditor.jpを立ち上げる。抗酸化を考えていたら、食べ物に行きつき、美味しく毎日取り入れられるスーパーフード「ざくろタイム」 の販売をスタート
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