ただ、同時に女医との結婚を視野に参加するハイスペ男たちが語る次の意見には、納得させられる部分も多かったです。
「
頭が悪いのと、育ちが悪い女性は無理かな。親に紹介して恥ずかしくないレベルじゃないと」(前出・ハーバード卒)
「女医なら自分の仕事関係の人、経営者や会社役員たちとの会食に連れていっても会話レベルに困ることがない安心感がある。
最低限の時事ネタくらいは理解しておいて欲しい」(30代・会計士)
「自分が仕事で忙しいから、自立している女性が良い。
専業主婦狙いで近寄ってくる女性が一番ウザい。家事なんかできなくても、ハウスキーパーに頼めば良い」(30代・一部上場メーカー勤務)
「ぶっちゃけ外見は重要(笑)。でも、
いくら美人でも好奇心がない女は嫌だ。仕事なり趣味なり、自分なりの哲学を持っていて欲しい」(前出・外資系コンサル)
日常的に大企業の幹部などを相手にする高級クラブ嬢が、株価など日経新聞のトピックをチェックしているというのはよく知られた話。ハイスペ男と結婚したければ、実は外見を磨くことと同等に、知的レベルを高めることも大切なのかもしれません。当の女医たちからも、「話が楽しい人が多いから、複数人とライン交換できた」と、ハイスペ男子との出会いを楽しんでいる様子が伝わってきました。

会場の一角に次から次へと並べられていく、大量のシャンパンの空きビン
最後に、監査法人勤務の公認会計士が放った印象的なフレーズをご紹介。
基本、初対面の女性にいきなり年齢を聞かないというスタンスのジェントルなハイスペ男たちも、当初2時間で終了予定だった会が主催者側の想定以上に盛り上がり、4時間を超えて打ち解けてくると、年齢の話は外せなくなるようで……。
趣味の話から学生時代の思い出話の流れで年を聞かれた女性(36歳)が、
「え~いくつに見えますか~?」
と、アラフォーお約束の返しを繰り出した瞬間、
「
そういう人は間違いなく30代後半だよね(笑)。婚活同士なんだから、率直に言ってくれた方が好感度高いって」
女心をぶった斬る冷静な分析……お見事でした。
<TEXT/仲田まい>