青森~秋田「カツラーメン街道」で5店めぐり。インパクトがすごい!
麺が見えない!カツカレーラーメン「与作」(青森県十和田市稲生町)
20年以上前、当時の常連客からカツカレーとラーメンを一緒に食べたいという依頼から生まれたカツカレーラーメン。カレーとラーメンスープの割合を研究し、何度も試作を繰り返したという。最終的にはカレールーも、しょうゆスープもオリジナルとは違うものとなったそうです。
カツカレーとラーメンは別に作っており、下の層にはラーメンスープが出てきます。そのスープ自体は、煮干し、とんこつ、鶏がらのあっさり系。カレーを多めにかけるので、しょうゆスープに薄まらないちょうどよさがあるんです。地元では、飲む前でも、飲んだ後の締めのラーメンとしても食べられ、お店は3時までにぎわっているそうです(900円)。
トンカツとチャーシュー、キャベツすべて盛り込んだスペシャルメニュー「松竹」(青森県上北郡野辺地町)
ラーメン居酒屋として46年続くこのお店にはメニューはあってないようなもの。常連客の「トンカツとチャーシューメンが一度に食べたい」という要望を叶えるべくつくってみたそうです(基本、お客のリクエストはなんでも作ってみるスタイル)。このトンカツチャーシューメンのトンカツはチャーシューに使う肩ロースの揚げたてをのせている。お客さんのなかには、トンカツソースをかけて食べる人もいるそうで、食べ方もお客さんのしたいようにしている寛容なお店です。
具はトンカツ、チャーシュー、メンマ、ネギ、のり、味玉、キャベツと見た目のインパクトがとにかくすごい。スープはしょうゆ、みそ、塩と選べる。若い人は背油追加が人気だという。これだけハイカロリーは昼間に食べるものかと思いきや、夜、飲んだ後の締めで食べにくる常連客も多く、飲み→スナック→スナック→カツラーメンという順路が鉄板だそうです。激しいですね(900円)。
どこも常連さんのリクエストでメニュー化したとか
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