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言ってない?破産する人に多いNGワード5!『ご褒美に』『せっかくだから』残る3つは…

 破産する人は、とんでもない浪費家というイメージを持っていないだろうか。  だが、実際のところ破産危機にある家庭は、一見“普通”の人々であることは、すでに紹介した通りだ。 失意の女性 2016年の個人の自己破産申し立てが13年ぶりに増加しており(最高裁の速報値による)、自分は“普通”だと思い込んでいると、案外と身近に破産へのデスロードが存在するかもしれないのだ。

つい口走ってない?破産する人に多い5つのNGワードにご注意を!

 破産する人の多くが、気づかぬうちについ口走っている言葉がある。  お金のカリスマ・田口智隆氏によると、「ま、いっか」「せっかくだし」「今回だけ」「いつか」「ご褒美に」という5つのNGワードに覚えがある人は危険だという。 「床にモノを置いても『ま、いっか』と現実逃避したり、あとで片付ければいいやと先延ばしする。『今回だけ』とシャワー中に排尿する。海外旅行のときくらい、『せっかくだから』いいホテルに泊まりたい。  また、『いつか使うから』と宅配チラシを残していても、その“いつか”はやってきません。こういったNGワードは無駄遣いの温床でもあり、そういう思考をすること自体、お金との接し方で悪影響を及ぼすのです」(田口氏)  なかには、言っていることにすら自覚症状のない場合もあり、事態はより深刻だという。

家計の厳しい世帯で、夫婦で赤字の原因をお互い責任転嫁が多かった

夫婦で責任転嫁 今回のシリーズで、赤字に陥っている7世帯を取材して印象に残ったのは、夫は妻の、妻は夫の批判をするケースが多かったことだ。 「家計が厳しいのは、多かれ少なかれ自分にも原因があるはず。にもかかわらず、自分のことは棚に上げて相手を批判するのは、自分に原因があるとは思っていないから。  それは、客観視できていないということ。責任転嫁をしているだけでは夫婦仲も険悪になってしまいますし、せっかくの変われるチャンスを逃すことにもなりかねません。  周囲の人に、自分がNGワードを言っていないか聞いてみましょう」(田口氏)  ついNGワードを口走っていないか確認し、もし言っているなら自分を客観的に見直して、破産への道をひた走る前にブレーキをかけたいものだ。 【田口智隆氏】 お金のカリスマ。34歳でお金に不自由しない「お金のストレスフリー」を実現。その経験を活かしマネー・カウンセリングで個別に相談などにも乗る ―赤字300世帯から判明![破産する人]の生活習慣 vol.9―
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