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半身浴はダイエット効果が半減!? カン違いしがちな入浴ウソホント4つ

冬至にユズ湯に入る → ◯

 冬至には湯舟にユズを浮かべる、という習わしがありますが、じつはこのユズには高い保温・保湿効果が科学的に証明されているのです。 ゆず湯カピバラ「湯舟にユズを浮かべると、皮や実に含まれるさまざまな成分がお湯に溶け出し、肌に薄い膜を作ります。その膜が皮膚のバリアとなり、水分の蒸発と湯冷めを防ぎます。ユズ湯の由来は諸説ありますが、昔の人たちはユズの保温・保湿効果を感覚的に理解して、お風呂に浮かべていたのでしょうね」  ユズのほかにも、ミカンやスダチなどの柑橘類でも同じ効果が得られるそうなので、冬至の日以外も実践したいですね。

お風呂あがりは必ず保湿ケアをする → △

 皮膚がお風呂で吸収した水分を保つ保湿剤は乾燥を防ぐことができますが、毎日やる必要はない、と、古谷さん。 「人間にはホメオスターシス(恒常性)と呼ばれる機能が備わっています。ホメオスターシスとは、自分の体を常に同じ状態にしようとする自己回復力です。 お風呂あがりの保湿ケア 肌も同じく、少しの乾燥くらいなら自分の力である程度元に戻すことができるのですが、毎日スキンケアを徹底しすぎると、その力が弱まってしまいます。自分の力でお肌を美しく保つなら、何のお手入れもしない日も必要ですよ」  過保護にしすぎると、お肌もサボってしまうんですね……。これを機に、お手入の方法の見直しをしてみては?  古い風習から俗説まで、まだお風呂に関して知らないことがたくさん! ぜひ参考にしてみてください。 TEXT/マルイカナコ(清談社)
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