Gourmet
Beauty

そのシリアル、グラノーラでデブになる!正しい選び方・食べ方5ケ条

(3)「ドライフルーツ」より「冷凍フルーツ」を活用せよ!

アンチエイジングの味方になる美容フルーツ シリアルに彩りを添えてくれる名脇役と言えば、「ドライフルーツ」。ドライフルーツって、カラダに良いイメージがあるかもしれませんが、実はこれこそが「糖質の塊」!  ドライフルーツの魅力である「食物繊維」や「鉄分」、「ビタミン類」などはシリアルにしっかり添加されていますから、果物とのマリアージュを楽しみたいなら、「生」を選んで。  オススメは、そのまま使えて便利な「冷凍フルーツ」。余計な糖分は使われておらず、コンビニ等でも手軽に買える時代に。食べたい量を出して、少し常温に置くだけでOKです。

(4)たんぱく質摂取のために「蒸し豆」をトッピングせよ!

ほっこり甘い蒸し豆 朝シリアルが持つ最大の魅力は、品数を増やさずに栄養バランスのとれた朝ごはんが食べられる点にあります。ところが、これはあくまでも「主食」という立場から考えた場合。シリアルだけでは、美しい肌や身体を作るため必要な「たんぱく質」が大大大不足!  だからといって、目玉焼きやゆでたまごといったおかずを作るなんて超面倒なはず。  そこでオススメなのが、トッピングとしての「蒸し豆」です。植物性たんぱく質が豊富でありながら、豆由来の自然な甘さがあるため、シロップをかけずに美味しく食べられます。1袋100円前後というリーズナブルさも魅力なので、いくつか種類をそろえておくと重宝するでしょう。

(5)「何をかけるか?」は、賢く決めよ

シリアルをやわらかく食べやすくしてくれる相棒 ヨーグルト シリアルの相棒と言えば、「牛乳」や「ヨーグルト」。最近では「豆乳」も人気のようで、どれが自分に合っているのか気になるところです。自分がおいしいと感じる好みのものを選ぶのが一番かもしれませんが、美容効果をしたたかに高めたいなら、相棒選びこそが肝心。  シリアルのデメリットとして指摘される「冷たい食事=腸を冷やす点」が気になる人には、ホットミルクやホット豆乳がオススメ。  また、カルシウムを重視するなら「牛乳」ですが、カルシウム強化のシリアルを選べば豆乳でもOK。むしろ女性が喜ぶ「イソフラボン」も摂取できます。腸内環境に磨きをかけたい人には、乳酸菌が魅力の「ヨーグルト」を。無糖シリアルに加糖ヨーグルトをかけるというのもムダが省けます。  つまり、自分の体調や摂りたい栄養素によって、シリアルと相棒を柔軟に組み合わせられると最高です。 <TEXT,PHOTO/スギアカツキ> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】 【スギ アカツキ】 食文化研究家。長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを幅広く学ぶ。在院中に方針転換、研究の世界から飛び出し、独自で長寿食・健康食の研究を始める。食に関する企業へのコンサルティングの他、TV、ラジオ、雑誌、ウェブなどで活躍中。人気ブログ(http://saqai.com/)も手がけている。
スギアカツキ
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12
1
2
Cxense Recommend widget
あなたにおすすめ