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「子ども作らないの?」は禁句?女同士の妊活ピリピリ問題【目指せ!デキたら婚】

やっぱり不妊治療はヒミツにしたいもの?

おおしま:やっぱり言いたくないって気持ちの裏側には「不妊治療を頑張ることは恥ずかしい」みたいな風当りを感じるからなんでしょうか。だったらそれって、凄く苦しいですよね。 かな:ホルモン療法をすると、情緒不安定になったり周りの懐妊報告に焦って不安になるのもあると思いますよ。あと、外野の何気ない一言でキズついたから隠すってのもあるだろうし。 秘密おおしま:私はPCOS(多嚢胞性卵巣症候群)が判明し、最初「女として不完全なのかな?」って自分を責めたことがあったんです。でも悩んだ後に、受け止めないと始まらないって今は思うので、色々情報共有し、助け合いたいと思ったんです。でもそれはエゴだったみたいです。妊活って難しい。 まい:妊活を隠すといえば、逆に芸能人が「妊活宣言」するのは、けっこう違和感を覚えます。妊活宣言って、つまり「夫と夜の生活に励んでます!」って公表するわけじゃないですか。仲間うちならまだしも、不特定多数に向けて自主的に言う意味がわからないというか。 かな:でも彼らは妊活も不妊もビジネスになるからね! もともと女性には下ネタがOKだった人もいれば、苦手だって人もいるわけじゃない。妊活も微妙にその延長線上にある話だから、ダメな人はさらけ出すとか情報共有ってこと自体が、恥ずかしくてダメなんでしょうね。 おおしま:恋愛と同じで、妊活も「デキたら勝ち、デキないと負け」みたいにいう人もいますしね。 まい:さらにいうと、妊活でも「娘じゃないと嫌!」って息巻く人も会ったことがあります。女と妊娠って、それぞれに“深い沼”のような、思い込みや悩みがありそうですね。 =============  妊活を始めると、多くの人が妊娠の正しい情報を求め「検索魔」になるそうです。時代とともに女性の生き方は自由で開放的になってきています。結婚や妊娠はセンシティブな問題とはいえ、せっかくなら隠れて一人検索魔になり悩む状況よりも、時代とともに解消される世の中になってほしいなと、筆者は思うのでした。 <TEXT、イラスト/おおしまりえ> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】 【おおしまりえ】 雑食系恋愛ジャーナリスト・イラストレーター 水商売やプロ雀士、素人モデルなどで、のべ1万人以上の男性を接客。現在は恋愛ジャーナリストとして年間100本以上恋愛コラムを執筆中。ブログ・Twitter:@utena0518
おおしまりえ
コラムニスト・恋愛ジャーナリスト・キャリアコンサルタント。「働き方と愛し方を知る者は豊かな人生を送ることができる」をモットーに、女性の働き方と幸せな恋愛を主なテーマに発信を行う。2024年からオンラインの恋愛コーチングサービスも展開中。X:@utena0518
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