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大野拓朗が『猫侍』に続くモフモフ時代劇『猫忍』で主演。「いまは金時ちゃんロスです」

 大ヒットシリーズ『猫侍』のスタッフが再結集し、「猫×忍者」をテーマに挑んだ新プロジェクト『猫忍』が、放送を終了したドラマ版に続いて、映画公開。NHKの連続テレビ小説「とと姉ちゃん」でも人気を集めた大野拓朗さんが、主人公の忍者・陽炎太を演じています。  子どもの頃に生き別れた父そっくりのデブ猫に遭遇し、「父上が変化の術で化けているに違いない」と信じ切った陽炎太は、父を元の姿に戻すべく抜忍となり、秘伝の巻物を探す旅へ……。父上と呼ばれる猫を演じた(?)金時ちゃんを大好きになったという大野さん。作品のことはもちろん、子供の頃からよく見るという不思議な夢の話なども伺いました。
大野拓朗さん

大野拓朗さん

寒いときは金時と毛布で一緒に寝ていた

――撮影が終了したときには、金時ちゃんロスになったとか。 大野:今でもロスです。金ちゃんは、すごく僕のタイプなんです! 色とか身体の感じとか。初めて会った瞬間から、「かわいいなぁ~」って嬉しかったです。金ちゃんは甘えん坊なので、最初から甘えてくれました。撮影を重ねていくにつれて、さらに慣れてきて、おでこコッツンとか、手を舐めてきたり。  カメラが回っていないときも、ずっと一緒にいたんです。寒かったら毛布をかけて、一緒に寝たり。いま撮影している作品にも猫が出てくるのですが、プロダクションが『猫忍』と同じZOO動物プロさんなんです。トレーナーさんも一緒なので、毎日、金時の写真を見ながら、「金ちゃんに会いたい」って言ってます。
『猫忍』より

『猫忍』より

――本編で、金時ちゃんがすごく安心して抱っこされているので、もともと猫を飼われていたのかと思いましたが、大野さんは犬派だったそうですね。 大野:犬をずっと飼っていて、猫はそんなに触ったことがなかったんです。でも動物全般が好きです。犬を飼い始めたのは中学生くらいからですが、大学受験のすごく辛い時期に、愛犬に救われたことがあって。そのときから無垢な動物が大好きです。
『猫忍』より_1

『猫忍』より

――今回の『猫忍』は、『猫侍』のスタッフが再結集した作品ということで、最初から注目を集めているドラマ&映画企画です。主演のオファーがあったときは? 大野:嬉しかったです! え! 僕でいいんですか!? ってビックリしました。僕も『猫侍』を楽しく観ていたので。それから、忍者が主人公だと聞いてワクワクしましたし、猫のことを父親だと思ってると聞いて、ゆるいな~って、最初から興味津々でした。
『猫忍』より_2

『猫忍』より

――陽炎太の役づくりで、気を配ったことを教えてください。 大野:『猫侍』と『猫忍』共通しての面白ポイントが、難しい顔をしていても、心の中では違うことを思って、それをナレーションで言って、そのギャップを視聴者に分かりやすく伝えているところです。心で芝居をすると、それが表情に出てしまうので、あえて心を無にして表情を作るようにしました。陽炎太らしさという点では、ドラマでは半人前ですけど、映画版では一人前の忍びに成長していくので、その過程が出るように意識しました。
『猫忍』より_3

『猫忍』より

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