老後のための確定拠出年金は「45歳からやればいい」
ひとつの目安は「45歳以上はやれ、45歳までは待て」
私は、一つの目安として”45歳以上はやれ、45歳までは待て”と言えるのではないかと考えています。
45歳以上ではセカンドライフを迎えるまでに残された時間が比較的短くなるため、強制的に一定の老後資金を確保すべくiDeCoに取り組む必要性が高くなります。また、まとまった預貯金ができていれば、その資金をiDeCo口座に移動させる(銀行普通預金残金をiDeCo内定期預金購入に充てる)ことで減税効果も得られるため、活用できるパターンも多いと言えます。
45歳未満でも、既にある程度の預貯金がある場合や、毎月2万円程度の資産運用を継続できている人にとってはiDeCoは有利に働きそうです。
資産運用が初めてだったり、貯蓄習慣がまだあまり定着していない若い層にとっては、貯めるお金が60歳以降にしか引き出せないお金になることの負担が重い可能性があります。無理にiDeCoにこだわらず、NISAなど、資金をすぐ引き出せる口座を使って、自分に合う投資スタイルを探すところから始めても良いでしょう。
iDeCoの上限額が自分にとって続けやすい金額なのか、“慎重に判断する”意味の待てで、資産形成にとりくまない方が良いという意味ではありません。
上限額を積み立てるメドが立ったら、全力で始める
風呂内亜矢
(ふろうち・あや)ファイナンシャルプランナー。CFP認定者、宅地建物取引士。26歳でマンションを購入したことをきっかけにお金の勉強を始める。現在はテレビ、ラジオ、雑誌等でお金に関する情報を発信している。近著は『最新版 届け出だけでもらえるお金 戻ってくるお金』(監修)、『超ど素人がはじめる資産運用』
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