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「一日3食がいい」は間違い!“お腹がすいたら食べる”ダイエットが正解のワケ

 管理栄養士の梅原祥太です。  ダイエットというのは、本来の意味として「食事療法」とされています。なので、食事の改善が最も重要なものであると同時に、その食事療法に取り組むにあたっては、「考え方」が重要になってきます。 食事 管理栄養士としては、「この栄養素を摂りましょう」ということが重要なのですが、まずは考え方を見直していかないことには、成功しづらいものとなってしまいます。

「一日3食」にとらわれてはダメ!

 また、よく「1日3食きっちり食べましょう」と聞きますが、これは綺麗に痩せていく上では必要のない考え方だと思います。  運動をしていない方であれば1日3食が栄養素の配分をしやすい場合もありますが、必ずしも3食がその人にとって正しいとは限らないのです。1日2食で事足りる方もいれば、1日4食5食…と増えていく方も、方法としてはありです。
梅原祥太

梅原祥太

 ここで最も重要なのは「1日のトータル」で考えることです。  「1日総合して、どのようなものをどのくらい食べたか」というところが最も重要なので、「理想的な朝食」「理想的な3食」などの概念は持つ必要はないのです。要は、一日トータルで、「食べ過ぎ」なければいいわけなのです。

朝食は無理に食べなくてもOK!

 一日を決める朝食を食べるか食べないか、これは自分で決めてしまえばいいと思います。「朝食をしっかりと摂らないと昼食までにお腹が空きすぎてしまう」という方は、朝食をしっかり食べるのも悪くありません。 朝食 ここで大事なのは、空腹時間が長ければ長いほど筋肉の分解が進みやすくなること。空腹時間が長いと、綺麗な身体を支える筋肉を維持できなくなったり、代謝を落として太りやすい身体に向かってしまいます。無理せず、お腹がすいたら食べてください。 「空腹感もなく朝食は特に摂らなくても大丈夫そう」という方や「朝ギリギリまで寝てしまっているので朝食を摂る時間が取れない」という方は、朝食のタイミングでプロテインを取り入れください。  血中タンパク質濃度の維持だけは心がけて筋肉を落とさないようにし、他のタイミングで必要なエネルギーや栄養素を賄うようにするのもアリなのです。  ただし、タンパク質をいくら摂っていてもエネルギー不足であれば筋肉は落ちてしまうので、綺麗には痩せられません。
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