性格も悪い“非イケメン”が増殖中!つきあうとヤバい非イケメン5ケ条
コラムニストの勝部元気です。
「恋人を顔で選んだら失敗した……次は中身で選ぼう」
そう思ったことはありませんか?
もしくは、友人がこのような考えだという人も多いはず。そしてそれがトラウマになり、結婚相手に「え?」と思うほど見た目が不釣り合いな男性を選ぶ女性も少なくありません。
このような「イケメントラウマ」の人は、「イケメンは自分が優位に立っていると自覚しているから、調子に乗って私のことを考えてくれない」と感じていることが多いようです。だったら謙虚な非イケメンのほうが良い、というわけですね。
でも、本当にそうでしょうか? あくまで個人的な感覚ですが、現代社会では確率として「イケメンの方が優しい人が多い」ように感じるのです。
現代は皆が恋愛・結婚・性愛を享受できた時代とは異なり、それらは今や手に入りにくいものになりました。
「交際経験あり」と回答する割合の低下、生涯未婚率の上昇、性交経験者率の低下が進み、特に男性はその傾向が顕著です。
実際に明治安田生命福祉研究所の調査(※)にもあるように、「交際経験なし」と回答する20代未婚男性の割合は、2013年の30%から、2016年には53%に上昇しています。
恋人がいようがいまいが、どんな人生でも幸せになれるので気にすることではないのですが、現実的には恋愛・結婚・性体験の希少価値が増すほど「モテ格差」が拡大しています。
そして、それを手にしたくてもできない人たちの中で、激しい妬み僻み恨みの感情を鬱屈させる人がわんさかとあふれ出しています。
「リア充爆発しろ」という言葉はまさにその典型でしょう。「モテ」の呪縛から解放されて欲しいと思うのですが、残念ながらそうはいかず、「非モテコンプレックス」と「ルサンチマン(妬み)」が渦巻いているというのが現代社会だと思うのです。
一方、イケメンであれば、恋愛・結婚・性愛に対して満たされる確率が高いわけですから、マイナス感情をこじらせることも少ないはずです。
もちろん、自分が優位に立っていると勘違いする「劣悪イケメン」もいまだにたくさんいるのは事実です。しかし、前述のように「劣悪非イケメン」がかなり膨張しているため、相対的には減少傾向にあると思うのです。
なお、浮気をするのもイケメンに限りません。確かにモテるからという理由で浮気をするイケメンもいますが、「男として勝ち組になるために、結婚しても若い女の子と浮気したい!」という醜悪な感情を募らせるのは、非イケメンが多いと思うのです。
「リア充爆発しろ」と怨みを抱いた非モテが増殖中
何事にも余裕があるイケメンは、“こじらせない”
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