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やりがい求めた転職で“うつ病”に…「シャンプーは3日に1回」の貧困女子

シャンプーは3日に1回、冷凍した食パンでしのぐ

シャワー 働けない以上、残された道は節約のみ。毎月、マンションの家賃9万円と保険料1万円、通院費5000円は必ず出ていってしまうため、水道光熱費や通信費、食費などを徹底的に切り詰めているとか。 「お風呂はシャワーのみでシャンプーは3日に1回。服は2~3日同じものを着て、洗濯機をまわすのは週2回。以前の私なら信じられませんが、意外と匂わないし気になりません。  冷暖房も極力使わないようにし、今年の冬はお湯を入れて湯たんぽ代わりにしたペットボトルを数本抱えて毛布にくるまり乗り越えました。夏は凍らせたペットボトルに囲まれて過ごす予定です」  また、うつになってから電話もSNSもほとんど利用しなくなったため、スマホは格安SIMの低速プランに乗り変え。月々の支払いが5000円以上安くなったそう。 「食費は、そもそも食欲があまりないので、主食はもっぱら食パン。一斤100円以下のときにまとめ買いして冷凍し、モソモソ食べています。  栄養補給は月々1000円の青汁と缶詰で。青汁はネットで格安のものを探し、缶詰は主に100均で買うのですが、野菜や肉、魚をこまめに買うよりずっとコスパがいいですし、栄養素もバッチリ、貧乏人は青汁と缶詰を飲み食いすべきですよ」

貯金が尽きるまで、あと1年。弁当屋でバイト中

 こんな生活で、月のトータルの支出は13~14万円。それでも貯金は1年ちょっとしかもたない計算になります。 「もっと安い部屋に引っ越せばいいのですが、田舎の両親に不審がられそうだし、家探しをする気力もなくて。あ、そもそも無職なのでよっぽど訳ありのボロアパートにしか引っ越せませんよね……。 ダンボール ともかく、さすがにこのままではマズいと思って、最近仕出し弁当屋で弁当詰めのバイトを始めたんです。人前でパニックに襲われるのが不安で接客業はできないので、見かねた親友が人づてに紹介してくれて。まだ週2~3回、一日4時間程度しか働けませんが、少しずつ頑張っています。  ただ、そこで働くのはギャンブル狂でまともに働けないおじさんとか、夢破れた元バンドマンとか、完全に目が死んでる人ばかり。みんな他人に興味がないので気はラクなのですが、『自分もこの人たちの仲間なのか』と思うと余計鬱々としてしまって……。早く抜け出したいです」  うつ病は回復まで長い時間がかかりやすいもの。うつによる貧困は大きな問題です。 ―お金がない…女の生活苦シリーズ vol.8― <TEXT/丸本綾乃>
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