すっぴんでもパジャマでもできてしまう筋トレですが、本書ではあえて「アスリージャーファッション」を推奨。アスリージャーファッションとは、アスレチック(運動・スポーツ)とレジャー(余暇・楽しみ)を組み合わせた造語です。つまり機能性と実用性とオシャレ心を併せ持ったファッションですね。
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確かにこれならモチベーションが上がりそう。その姿をSNSでアピールすれば、筋トレ仲間の熱いテンションに助けられるかもしれません。
そうはいっても人間だもの、やりたくねーよ、とトーンダウンする場合もありますよね。大丈夫です、本書では「日常の動作を筋トレ化する」方法が紹介されています。
例えば階段の昇り方。
足の裏全体を段の上に置き、お尻で脚を引き上げるようにして上がればヒップアップエクササイズに早変わり。
電車の中では、
吊革を逆手に持って強く握り腕に力を入れれば上腕二頭筋に効いてきます。
さらに「貯筋があれば空白期間は恐れるに足らず!」とのうれしいお言葉。トレーニングを中断しても、引き締めた筋肉や培った体力がゼロになるわけではないというのです。
最後に綴られているのが「成功は約束されていない。でも成長は約束されている」。
なんだか自己啓発っぽいですが、筋肉が成長することで生活にハリが出るなら、やってみる価値は大いにあると思うのです。
<TEXT/森美樹>
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