ローソンはじめコンビニ焼き鳥がブーム!美人夜食にする選び方
あのヒット商品を美容食に。
安い! デカイ! ウマイ! として、日経MJが発表した「2017年上期ヒット商品番付」で前頭に選ばれた「ローソンのでか焼鳥」。
これを皮切りに、他のコンビニでも「焼き鳥ブーム」が進行中のようです。でも焼き鳥って、かぶりつくのが恥ずかしいし・・・なんて言っている場合ではありません! コンビニ焼き鳥こそ、手っ取り早くキレイを手に入れられるカンタン美容食なんです。
そこで今回は、コンビニ焼き鳥を美容食として楽しむために、上手な食べ方のポイントをご紹介したいと思います。
まずは、焼き鳥を発売しているローソンおよびファミリーマート(サンクス含む)について、各焼き鳥の主要な栄養データを整理してみました。
⇒【グラフ】はこちら https://joshi-spa.jp/?attachment_id=728483
細かい数値はさておき、次の5つを覚えておくと便利です。
1.たんぱく質重視なら、もも
2.タレと塩では、カロリー・糖質量に大差なし⇒好みで選んでOK!
3.カロリー高は、かわ。低は、ねぎま
4.ジャンボ焼き鳥の塩分に要注意
5.かわは低たんぱく質、高脂質であることを心得よ
まず、美肌の素となる「たんぱく質」の量にこだわりたい場合は、断然「もも」。ローソンのもも(塩)をかわ(タレ)で比較した場合、たんぱく質の量は2倍以上の違いがあります。
かわは最も高カロリーかつ高脂質ですが、コラーゲンが豊富なため、必ずしも悪とは言えません。他メニューでバランスを整えつつ(カロリー・脂質は控えめに)、潤いのある美肌を目指して戦略的にかわをチョイスするのは賢明でしょう。
焼き鳥のあまーいタレで気になる「糖分」ですが、実際に炭水化物量を比較すると大差は見られず。無理して塩を選ぶ必要はなさそうです。
むしろ注意すべきは、「塩分」。焼き鳥といえば、ついつい2本3本と食べてしまいがちですが、ジャンボタイプのものになると塩分もそれなりの量になります。おかずとして食べる場合、ジャンボは2本、ファミマは3~4本を上限としてチョイスすると良いかもしれません。
では最後に、食べ方のお話。どう食べるべきか? 何とあわせて食べるのが良いのか? という観点で二つご紹介します。
(1)消化しやすくするために、「キウイ」や「パイナップル」を食べる
キウイやパイナップルには、タンパク質を分解する酵素が含まれていますから、消化を助けるために焼き鳥と合わせて食べるのがオススメです。この他、生姜や大根を生のまますりおろして添えるのも有効です。
(2)コラーゲン合成のために、「ビタミンC」を合わせる
美肌作りのためには、たんぱく質をしっかりを摂取し、体内でコラーゲンを再合成することが大切。そのために重要な役割をするのが、「ビタミンC」。焼き鳥に生レモンを絞る、つけ合せに鮮やかな生パプリカを添えるなど、ビタミンCが豊富な野菜・果物と合わせることを意識しましょう。
<TEXT,PHOTO/スギアカツキ>
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【スギ アカツキ】
長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、独自で長寿食・健康食を研究し、各メディアで活躍中。Twitterは@akatsukinohana
ももor皮? タレor塩? どう選べばいいの?
キレイ度を高めてくれる焼き鳥の食べ方とは?
スギアカツキ
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12