Love

デートで割り勘なんてヒドい…と思う私は変ですか?

お金を使われることで、承認欲求を満たすのは危険

 もうひとつ、忠告しておきたいことがあります。亜美さんを含め、おごってもらうことで「愛」をはかる女性は、お金をどれだけ注ぎ込まれるかで、自分の価値を見出そうとします。  有名なレストランに連れていってもらえた。高価なブランド物のプレゼントを買ってもらえた…。だから私は価値のある女だ、価値がないと、男性には貢いでもらえないのだから…。という考えが、根付いているのです。  でも、本当にそうでしょうか? たしかに、お金を注ぎ込むくらいですから、相手が貴女に「愛情」を感じているのは事実でしょう。しかし、何度も言うように、お金を使うからといって貴女への愛が本物だとは限らないし、反対に、お金がなくたって、お金で表現しなくたって、貴女を本当に愛し、守ってくれる人はいます。 公園 お金を使ったキラキラとした演出に目がくらみ、その人の本質である言葉や表情から愛を汲み取ることを、忘れていませんか?  居酒屋でだって、公園でだって。目を見て会話することで、愛を感じあうことはできます。第一段階で「お金」をかけてくれるかというチェック通してしまうと、「本当の愛」を見逃してしまうかもしれません。  一度、「おごってもらうこと」についてにばかり考えるのをやめ、「彼は私を愛してくれているのか」そして、「私は彼を愛しているのか」という問いと、しっかり見つめあってみてください。  恋愛で幸せになるためには「思い合う」ことが大切。お金なんて、二の次です。 <文/yuzuka> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
ユズカ

yuzuka/ユズカ

yuzuka
エッセイスト、脚本家。元精神科看護師と夜職の経験あり。著書『埋まらないよ、そんな男じゃ。』他3冊。「五反田ほいっぷ学園」「愛の炎罪」等原作脚本
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