本人が言うのだから、肉体反応に変化があったのは事実なのでしょう。自分の体のことじゃないからわかりませんが、女性側の快感度は低くなっているのかもしれません。でもやっぱり、それに男は気づけないと思います。
気づくのは、女性が気もそぞろになっているかどうか、心の部分の方です。別の言い方をすれば、女性が今に、この瞬間に心がない場合は、膣の変化には気づかないけどなんか盛り上がらないなという感想になるでしょう。
このことから僕が言いたいのは、
どんな肉体でも、心が“今”になければ相手と繋がるセックスにはならないよということです。セックスをしているのは“今”。感じているのは“今”の自分。“今”という一瞬こそが全て。

絶対にしちゃいけないのは、他の誰かと比べて自分を貶めることです。それは巡り巡って他の誰かも貶めていることになります。上も下もないんだ、でいいんです。比較して落ち込んだり満足したりするのは無意味です。悲しいです。
そして、比較対象は他人だけじゃなく、過去の自分もです。過去の自分とも比べないでください。
過去の自分というのはもういないのです。禅の世界の考えに近いですが、1秒前の自分はもういない、諸行無常です。肉体は変化していくもので、そこに本質的な意味や価値はないのです。すべてのものは移ろい変わっていくのでとどまることがなく、そこにこだわったり執着したりしても仕方ない、どうにもならないんだと気づき受け入れてください。そうしないと、ちゃんと“今”にいることはできません。
“今”にいないと本当の恋愛はできません。自分を慰めたり、承認欲求を満たす道具として相手を求めたりするのは恋愛ではなく、依存です。好きという気持ちは“今”のもので、愛はいつだって現在形です。セックスちゃんと出来るかな? と先の心配をせず、“今”の自分を受け入れ好きになってください。
“今”のあなたが、“今だけ”のあなただから、愛おしい存在なのです。セックスできますよー!!!

森林原人さん
<TEXT/森林原人>
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