ゲイを告白して、親と7年会えなかった。LGBT当事者の苦悩と救い
7年ぶりに両親と再会することに
ただ、7年ぶりに再会した両親は、ケイスケさんの記憶よりかなり年老いていたといいます。
「それだけ苦労を掛けたんでしょうね。これからは私が責任をもって両親を支えなきゃ、これまでの親不孝を返上しなきゃって、気持ちが固まりました」
その日を境に実家へ戻ったケイスケさん。今は店長として働きながらも、空いた時間で精一杯の親孝行をしているそうです。
「7年のあいだに、両親もLGBTを理解しようと努力してくれていたようです。でも、まだ完全にウェルカムではないでしょうから、配慮はしています。それでも今は、家族で過ごせる幸せを実感している毎日です」
―LGBTを親にカミングアウトしたら…【後編】―
<TEXT/千葉こころ>
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自由とビールとMr.Childrenをこよなく愛するアラフィフライター&編集者。
人生後半戦も夢だけは大きく徒然滑走中
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