――本の執筆のほかにも、チャリティ活動をしているとか。
ジェームズ:ビッグイシュー・ファンデーション(ジェームズが売っていた、ホームレスの自立を支援する雑誌)、動物愛護活動をするブルークロス、キャットプロテクションリーグなどと提携して活動しています。大切だと思えるチャリティなら、なんでもやってみたいと思ってます。
――人生のどん底を経験したわけですが、現在の人生で大切にしていることはなんですか?
ジェームズ:今、こうやって自分のストーリーを皆とシェアできることが、今の僕にとってはかけがえのないことなんです。自分にできる範囲で誰かのために役に立つことをする。“声無きもの(ホームレス)”の非公式なアンバサダーとして活動しているつもりです。ボブと出会い、意図したわけではないけれど、ボブと僕のパートナーシップが世界中を旅して様々な人と出会う素晴らしいきっかけを作ってくれたことに感謝しています。
――今この瞬間にも孤独や絶望に悩んでいる人にどんなメッセージがありますか?
ジェームズ:そうだね……孤独に陥っている人は、まず心を開いて助けを求めてほしい。知らないだけで、色々な支援プログラムがあるんです。誰かに頼ることを恐れないで助けを求めて。そうすれば、必ず誰かが応えてくれるから。ボブと僕のストーリーから「人生にはセカンドチャンスはあるんだ」と感じてもらえれば嬉しいです。
『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』は8月26日(土)新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国公開
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<TEXT/此花さくや PHOTO/林紘輝>
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