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マッサージ師はテクニシャンなのか!?

殿方の前では言えないけれど、「あの夜は最高だった…」と何度も思い出すSEXというのがある。とっとと忘れたい最低のSEXもある。他の女性たちはどんな経験をしているの? そこで20~30代の未婚女性200人へのアンケートと、個人へのエピソード取材で、最高/最低の記憶を探ってみた。

マッサージ師のツボを知り尽くしたタッチの虜に



田村景子さん(仮名)39歳・主婦のケース

<人生最高のSEX体験談>

指圧師 取材場所に現れた田村さんは、近所のスーパーで買い物をしていそうな良妻賢母タイプの女性だ。やや地味めの彼女が赤裸々に明かす人生最高のSEXとは、つい先日酔いしれたばかりという、全盲の指圧師による背徳行為だった。

「発端はマッサージ店での施術中の何げない『性欲のツボってあります?』の質問でした。旦那とは5年近くセックスレスで、寂しくなかったといえば嘘になる。彼の『今、押しましょうか?』の返しに興味本位で頷き、股間のツボ押しが始まりました。私は完全に濡れていましたが、さすがに店ではできない。生殺し状態だったので、帰り際に彼の耳元に電話番号を囁き、後日、彼の自宅にお邪魔することに。さながら私はまな板の上の鯉で、ベッドに横たわって全盲の彼にすべて身を任せる形で最高のひとときは始まったのです」

 気分を高めるお香の香りに酔いながら、人体構造を知り尽くしたエロスの施術に、田村さんの体は久々に火照りまくったという。

「本格的な愛撫もまさに触診で、彼はじっくり確かめるように反応を窺ってくれる。開始3分ぐらいで『あなたは乳房の左上のココが弱いね?』と、性感帯を探し当てられたのには驚きました。その辺りがSEXマニュアル本やAVを参考にしている男とは違います」

 デリケートゾーンへも触診は続き、じっとりとかき混ぜられて「押せば快楽の泉湧く」状態で気づけばシーツはビショビショに汚れていた。

「指使いもまさにプロの技で、一番気持ちいい『圧』で淡々と刺激してくれる。愛撫に波がないから快感に集中できて、何度も何度もイッてしまいましたね。強弱をつけず、一定のリズムを守ったほうが女はイキやすい。彼はAV男優とは真逆にいる、派手さを削ぎ落とした堅実なプレイですね」

 田村さんはエクスタシーを繰り返し、帰宅時間まで2回戦、3回戦と求め続けてしまったという。現在でも彼に「私は美人なほうよ」なんて言い聞かせ、週に1回、電車で1時間かけて通い、悦楽のひとときをすごしているそうだ。

「もうすっかり彼の虜で、部屋の掃除など身の回りの世話すらしています。SEXでは私が電気を消す、ゴムを装着させるなど多少のサポートが必要ですが、挿入中もしっかり指でツボを押してくるなど『女性を気持ちよくさせる』ことに徹底している。彼の『俺の前では演技なんてできねぇよ』という言葉には納得ですね(笑)」

 田村さんはそれ以来、彼以外の指圧師にもハマっているそう。おおむねテクニシャンで「この年齢で女に生まれた悦び」を実感中だ。

 マッサージ好きの女性のみなさん、その先の世界に飛び込んでみますか?

<PHOTO/Mdobiczek>
― 女性が語る[人生最高/最低]のSEX【8】 ―




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