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「デカパン」がアメリカでブームの兆し?有名ブランドが新作を続々!

 長い間、アメリカの女子に“基本の下着”として親しまれてきたTバック。これに対して、股上深めでおへそまで隠れるようなデカパンは「グラニーパンティーズ Granny Panties(お婆ちゃん用パンツ)」として敬遠されて来ました。

 ところが、このイケてない代名詞であるデカパンが、今、アメリカで再評価されつつあるとか!


Tバックは米セクシー女子の基本アイテムだった



 日本では下着のラインをアウターに響かせたくない時に選ばれることが多いTバックですが、アメリカでは“見せてなんぼ”のTバックとして認知されています。

 そのため、アメリカでのTバックの着こなしは、ローライズジーンズに合わせ、バックやサイドの紐(ひも)を周囲の人に見せてセクシーさをアピールするのがデフォルト。筆者もショッピングモールに出かけたときなどに、Tバック女子の“見せ紐”を頻繁に見かけたものでした。

 しかし、女性ファッション誌『グラマー Glamour』によると、もともとアメリカでもTバックはギャル系女子だけが履くものだったそう。

 それが90年代後半にヴィクトリアズ・シークレットが店舗でマネキンに着せ、また、ブリトニー・スピアーズやクリスティーナ・アギレラなどのアーティストたちがステージで格好よく着こなしてみせたことにより、一般層まで拡大。

 Tバックは手軽にセクシー女子になれるアイテムとして一般女子たちから重宝され、逆に股上の深いハイライズの下着はダサ女子の象徴となってしまったそうです。


 そして極めつけは2001年公開の『ブリジット・ジョーンズの日記』。主人公の履いていたデカパンとご対面したイケメン男子が「ハロー、マミー」と言い放ったことにより、Tバック以外のパンツは全てオバさんが履(は)く物、転じて「お婆ちゃん用パンツ」として位置づけられてしまったようです。

もうダサくない!セクシー系ネオデカパンも登場!!



 そんな長年虐げられてきたデカパンが、アメリカの女子たちの間で密かなブームになっているのです。

 実はこのブーム、2015年ごろから始まっていたようで、『ニュヨーク・タイムズ The New York Times』も当時、Tバックの売上げが落ちる代わりにボーイフレンドスタイルやハイライズのフルカバーパンツの売上げが伸びてきていると指摘。

 背面に「Feminist(フェミニスト)」とプリントされた白の綿パンツを発売したファッションブランドMe and Youが好調な売上げを見せていることに触れ、「近年の欧米でのフェミニズム再燃がデカパンブームに大きな影響を与えているのではないか」と分析していました。

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 この流れを受けて、若者向けのギャップやアメリカン・イーグル・アウトフィッターズ、H&Mといったアパレルメーカーが続々とハイライズのパンツを発売。あのヴィクトリアズ・シークレットさえも同様の商品を売り出しています。

ヴィクトリアシークレット

ヴィクトリアズ・シークレット公式サイトより https://www.victoriassecret.com/search#/search?q=high%20waist&theme=&context=%2F

 とはいえ、ブリジット・ジョーンズが履いていたような味気のないデカパンを売っているところは稀(まれ)。

 フェミニズムは決してセクシー路線を否定しているわけではなく「自分らしく」がモットーですから、各メーカー、ボーイッシュなブリーフ型に可愛らしいロゴや柄の入ったものから、レースをあしらったセクシータイプの“ネオデカパン”まで幅広く取り揃えています。

 この秋、あなたもネオデカパンを履いてみては?

Source:「Glamour」 https://www.glamour.com/story/granny-panties-lingerie-trend

「The New York Times」 https://www.nytimes.com/2015/05/28/fashion/young-women-say-no-to-thongs.html

<TEXT/アメリカ在住・橘エコ>
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