女性にブームの春画。 江戸のエロスが、文字の朗読でもっと楽しめる

つらい体験を乗り越えて



 中野さんは以前、文学の読み聞かせをしていたときに、春画に書入れがあることを知ったそう。その後、専門書や文献などで学ぶうちに春画の奥深さに気づき、このイベントを思いついたのだとか。

 そもそも中野さんは、小学生時代に教師から性的ないじめを受けたり、20代でレイプに遭ったりと、つらい体験を経てきた女性。性に対して歪んだ感情を持っていたそうですが、数年前にようやく乗り越えられたことも、このイベントに繋がっていると言います。イベント中、春画に絡めてそのような話を語ってくれる場面もあり、より多角的に春画を味わうスパイスとなっていました。

 なお、今回の参加者のうち女性は半数近く、「文字で読むより、音読を聴くほうが感情移入できていい」「春画の朗読は初めてで、新鮮な体験だった」と、春画と艶っぽい読み聞かせのコラボレーションを楽しんでいたようです。

 次回の「艶声春画」は9月22日(金)19:30~21:00、同じく「ブックカフェ二十世紀」で開催。10月からは地方公演もスタートする予定とのことです。

<TEXT/千葉こころ>
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■大人の女の羞恥トーク! 艶声春画
・次回日程/2017年9月22日(金)19:30~21:00
・ブックカフェ二十世紀(神保町)税込2,000円(1ドリンク付き)
・次回テーマ/遊郭の夕べ 語り/中野愛梨
・艶声春画~ 公式サイト/http://tsuyagoe.com/
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◆千葉こころ

ビールと映画とMr.childrenをこよなく愛し、何事も楽しむことをモットーに徒然滑走中。恋愛や不倫に関する取材ではいつしか真剣相談になっていることも多い、人生経験だけは豊富なアラフォーフリーライター。

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