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恋人未満でズルズル…“大事にされない女”を卒業するために

 芸能界は相変わらず不倫をはじめ恋愛スキャンダルだらけですが、一般社会も似たようなものでしょう。

 書籍『恋愛迷子に贈る しあわせのコンパス』には、私たちが陥りがちな恋の悩みがいっぱいです。

 著者は銀座の有名クラブでホステス経験もある、恋愛研究者のANNAさん。百戦錬磨の美女が地味目の恋愛初心者に「太陽は東から昇ります」的なわかりきったアドバイスをするのかと思いきや、本書のコンパスはかなり切れ味が鋭いです。

しあわせのコンパス

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 登場する恋愛迷子は、かなりの美貌と肩書きを持っている女性ばかり。本書は相談者とANNAさんの対話形式で進められ、心当たりのある人にはかなり痛い。

 昨今ありがちな「本命未満女子」「無自覚セフレ女子」「単発デート女子」…といった12のケースに、辛口なアドバイスが収められています。

「本命未満女子」なぜ彼は付き合おうと言わないのか



「本命未満女子」の相談者(35歳)は、「友達以上恋人未満の関係が10ヶ月以上続き、肉体関係あり」。

本命未満1 これに対して、ANNAさんは「男性が正式に付き合わないのは、他にも女が欲しいから」と、私達が一番認めたくない解答をズバリ指摘します。正直私も、このケースを読んで平行線の未来しか待っていない気がします……。

 著者いわく、本命未満女子の大半は自分が見えていないのだとか。彼に会うのが月に1回なら「彼にとってあなたが必要なのは月に1回程度」。

本命未満女子 それでも彼と一緒にいたいのは「彼といると自分が成長できるから」と相談者は言います。うーん、ちっとも成長していないですよね……。10ヶ月も友達以上恋人未満ですから。こういうワナは、自分がはまると案外見えないものなのです。

「無自覚セフレ女子」現実と希望をごっちゃにするな



「無自覚セフレ女子」の相談者(30歳)は、これまた「月1回しか会えない」「家をおしえてくれない」「友達に紹介してくれない」の三重苦。

無自覚セフレ 私も二重苦の経験があります。当時の彼は自宅マンションの目の前まで私を連れて行き、「あれが俺の部屋。でも部屋に入れるともう帰したくなくなるから、ごめん」と、なんとなくロマンチックなことをささやかれましたが、どうにも納得できずこちらからお別れしました。

 その後すぐに復縁の連絡が来ましたがもちろん無視。自画自賛(?)で恐縮ですが、ここが本命とセフレの分かれ道です。無自覚セフレ女子の相談者も「デートはいつもホテル直行」。セフレと自覚しつつも、好きだから意志が伝えられない。

 そしてさらに恐ろしいワナは「人はよほど気をつけていないと、現実と、こうあってほしいという希望をごっちゃにしてしまう」ということ。ANNAさんは指摘します。「セフレは、そもそも付き合ってもいない状況」であって、「自分を粗末にする人と付き合ってはいけません」と。

 ではなぜ、私達は自分を粗末にする相手に執着してしまうのでしょう。

 私が思うに、ひとつは自分に自信がないから。これも私の経験ですが、自分の憧れや理想を好きな相手に投影し、付き合うことで自信にすり替えようとしてしまうのです。これは無自覚にはまるループですから、ワナとしてはすこぶるやっかいです。

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普通に幸せになりたいだけなのに…43歳の悩み

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