「NO」と言えないのは誰のせい?言えるための3ステップ【映画『望郷』】
ステップ1:5つの境界線を決める
ステップ2:誰かが境界線を越えたときは「NO」と言う
「私、ベジタリアンなの」
「なぜ?」
「単にベジタリアンだから」
これ以上つっこんでくる人がいたら、「その話はしたくないから、もうそれ以上聞かないで」と言いましょう。一旦「NO」と伝えた後は、相手がどう思おうと自分の知ったことじゃないと割り切ることが肝心。自分の境界線について説明する義務もないし、誰かに理解してもらう必要もない、ということを心に留めておくこと。
ステップ3:自分の境界線を守る
自分が「NO」と言えなかった“無力感”は往々にして“恨み”に発展するとギルバートソンは言います。きちんと「NO」と伝え自分の境界線を守ることが、恨み辛みから自分を守るのです。
誰もがなにかに囚われ、呪縛されているように感じるときがありますよね。でも、なかには自分で変えられるものあります。自分自身の人生を歩むためにも、まずは「NO」と言える自分でありたい――映画『望郷』からそんな思いがこみ上げました。
【参考】
Why Is It Hard to Say “No” and How Can You Get Better At It? – Psychology Today
3 Essential Ways to Protect Your Personal Boundaries – Psychology Today
『望郷』
(C)2017 avex digital Inc.
2017年9月16日(土)新宿武蔵野館ほか 全国拡大上映
<TEXT/此花さくや>
⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】此花わか
ジェンダー・社会・文化を取材し、英語と日本語で発信するジャーナリスト。ヒュー・ジャックマンや山崎直子氏など、ハリウッドスターから宇宙飛行士まで様々な方面で活躍する人々のインタビューを手掛ける。X(旧twitter):@sakuya_kono
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