大根おろし&しらすは栄養的にNG!大根の健康効果を高めるコツ
こんにちは。ビューティーフードアドバイザーの高木沙織です。
気温がグッと下がり、温かくてホッとできるような食べ物が恋しい季節になりましたね。コンビニに行く度にレジ横で販売されているおでんに誘惑されてしまう方も多いのでは。
そして、おでんと言ったら「コレでしょ!」というほど高い人気を誇る“大根”。大根は冬を代表する野菜で、その食べやすさから老若男女に幅広く愛されています。
そんな大根なのですが、下処理や食べ合わせで栄養・美味しさがさらに増すことをご存じですか?
まずは、美味しい大根の選び方から。下記のポイントをおさえておくとよいですよ。
1. 表面がすべすべしていて白く、毛穴が少ないもの
2. 首の部分が黒ずんでいないもの
3. 葉がみずみずしくて鮮やかな緑色をしているもの
4. ずっしりとした重さがあるもの
続いては、意外と知られていない大根の栄養とそれを無駄にしない食べ方について。
まず、大根に含まれる代表的な栄養素はビタミンC。美しい肌を保ったり免疫力を高めたりするのに欠かせない栄養素です。加えて、血管を強くして血圧を下げるビタミンP(ルチン)、むくみの改善に役立つカリウムなども豊富。
消化を促進して胃腸の働きを助ける消化酵素、ジアスターゼも忘れてはいけません。風邪の予防や、イベント続きで外食の機会が増えて胃腸に負担がかかるシーズンの健康を守ってくれる野菜だといっても過言ではないでしょう。
せっかくの素晴らしい栄養を無駄にしないためには、下ごしらえや調理にひと工夫する必要があります。
1. 大根おろしは食べる直前に
薬味やつけ合わせとして大活躍する大根おろしですが、おろしてから長時間放置するとビタミンCの損失につながります。食べる直前におろすとよいでしょう。
2. しらすと一緒はNG
お酒のつまみにもなるしらすおろし(しらす大根)。しらす干しに含まれるアミノ酸の一種・リジン(体の成長に関わる栄養素)は大根によって吸収が阻害されてしまうので、別々に食べることをオススメします。
どうしても一緒に食べたい方は、大根を加熱したり、酢をかけたりすることでリジン阻害物質の働きを弱めることができるので、参考にしてみてください。
3. 葉は切り落として
葉がついたままの大根は、大根の水分を吸ってみずみずしさを損なわせます。葉は切り落として保存しましょう。
そんな大根なのですが、下処理や食べ合わせで栄養・美味しさがさらに増すことをご存じですか?
スベスベで白く、毛穴がないものを選ぼう
大根の栄養素は美容と健康にいい
栄養を無駄にしない食べ方
薬味やつけ合わせとして大活躍する大根おろしですが、おろしてから長時間放置するとビタミンCの損失につながります。食べる直前におろすとよいでしょう。
2. しらすと一緒はNG
お酒のつまみにもなるしらすおろし(しらす大根)。しらす干しに含まれるアミノ酸の一種・リジン(体の成長に関わる栄養素)は大根によって吸収が阻害されてしまうので、別々に食べることをオススメします。
どうしても一緒に食べたい方は、大根を加熱したり、酢をかけたりすることでリジン阻害物質の働きを弱めることができるので、参考にしてみてください。
3. 葉は切り落として
葉がついたままの大根は、大根の水分を吸ってみずみずしさを損なわせます。葉は切り落として保存しましょう。
1
2


