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「犬より俺の世話をしろ!」夫の発言で離婚スレスレの喧嘩に

 ペットは家族の一員。ペットを飼い始めたおかげで、もともとの家族がより仲良くなることも多いと聞きます。

チワワ ところが、ペットが原因で人間同士がモメることもあるようで…。経験者に話を聞いてみました。

不妊の鬱から救ってくれた新しい家族


「『夫婦喧嘩は犬も食わない』と言いますが、私たちは犬が原因で離婚スレスレの夫婦喧嘩に発展しました……」

 チワワをひざに抱き、愛おしそうに撫でながら語るハルエさん(仮名/36歳)は、結婚6年目を迎える専業主婦。

 3年前に仕事をやめて不妊治療に専念していたのですが、なかなか授からない絶望感から軽い鬱を発症してしまいます。その際、「気分転換になれば」との夫の勧めで、犬を家族として迎え入れました。

「子ども好きが高じて、長年保育士として働いていたんです。それだけに、自分の子どもができないつらさは、この世の終わりに匹敵するほどでした。でも、この子が来てくれたおかげで鬱から回復することができたんです」

ペットと女性

写真はイメージです

 犬を飼いはじめてからというもの、次第に夫婦の会話は犬の話題が中心となり、これまで「幸せそうな親子を見たくない」との思いから足が向かなかった公園にも、休日に犬の散歩を兼ねて夫婦で出かけるようになるなど、これまでの重苦しかった空気は一転。

「いつか子どもができたら、きっとこんな風に過ごすんだろうとのイメージにもつながった」というほど、夫婦で我が子のように犬をかわいがる生活となりました。

夫の体調不良を招いた驚きの原因


 ところが、犬を迎えて3か月を過ぎたあたりから、夫が体調不良を訴えることが増え始めます。犬アレルギーを疑い受診を勧めても、「そこまでしなくても大丈夫」「もしそうだったら手放すことになるから」などの理由で、夫は一向に検査へ行こうとしません。

秋のチワワ そこでハルエさんは、不妊治療の血液検査の際にアレルギー検査もお願いしたそうです。

「結果、犬アレルギーはありませんでした。そうなるとほかの病気の心配も出てきて。でも、主人は『大丈夫』の一点張り。そのため、彼の様子を注意して見ていたんです。そうしたら……」

 大きな病気を心配して注意を払っていたハルエさんは、夫が体調不良を訴えるシチュエーションに規則性を発見します。それはなんと、犬の散歩やトイレの処理など、世話をするタイミングであることがほとんどだったのだそう。

「日ごろはすごく可愛がるのに、面倒に感じる世話だけはしたくなかったみたいで。体調が悪いと言ったり、うたた寝したフリをしたりして、なんとか避けようとしていたんです」

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「犬より俺の世話をしろ!」と、離婚も辞さない話し合いに

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