♂&♀

夫が不潔すぎてキスもセックスも無理!|性活相談

浮気相手への“好き”は本当の好きじゃない

 さて、もう一つの問題の浮気相手に関してですが、「そういうことならやめたほうがいい?」という空気は、割り切った関係でいられず、恋愛だ不倫だっていうのは面倒くさいから遠慮しとくよっていう意味です。重いのは勘弁だよって、遠回しに伝えてきてます。でもこれってセフレにはもってこいの距離感ですから、むしろ歓迎じゃないですか。  浮気相手に対して抱いた“好き”は、快感による感動と、女としての承認欲求を満たしてくれたことに対する感謝、それと、フェラ好きのあなたとクンニ上手の男の間で、口技好き同士としてシンパシーを感じちゃったことからきていると思います。 感動と感謝とシンパシー 一方、旦那さんへの“好き”は、分かりやすい見返りは無く、むしろマイナス要素だらけなのになくならないのですから、より深く強く、本質的な理屈じゃない“好き”だと思われます。あと一歩で無償の愛です。 “好き”と一概に言っても、このように大きく違うので一緒にして考えない方がいいです。と同時に、相手が自分のことを好きなのかどうかは、どこまでいっても自分の思い込みでしかないわけで、考え出したらキリがありません。とりあえずセフレとは、セックスしているという事実があるのですから、少なからず嫌だとは思われてないというところで満足することをお勧めします。それ以上望むのは、トラブルやお別れの始まりです。クンニ好きに悪い男はいない(たぶん)、の法則を信じて。

セフレとのセックスを楽しむコツ

 しつこく言っていますが、セフレとのセックスを楽しむコツは、1回1回セックスにのめりこめるよう“瞬間恋愛”をし、忘れること。多少余韻に浸ったとしても、そこで意味や価値を見出そうとしないこと。そもそもセフレが2人いるのですから、相手が自分のことを好きかどうかであーだこーだ悩むことないです。別腹までを欲しがり過ぎず、目の前のものだけを楽しむ。  それから最後に、旦那さんへの愛を本物にする秘訣をお伝えします。自分にとっての損得で物事を考えるのではなく、相手のことを優先的に思った結果、自然と導き出された答えに添うこと。意識してそうするのは修行みたいですが、あなたはすでに深いところで旦那さんを愛しています。こんなに不潔な人(失礼ですいません)と暮らし、本当はこの人とセックスしたいと思えるなんて、愛以外の何物でもありません。凄いことです。旦那さんは魅力溢れる男性なのでしょうね。願わくば、あなたの愛に旦那さんが1日も早く気づけますよーに!
森林原人さん

森林原人さん

<TEXT/森林原人> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】 【性活相談者を募集!】 森林原人さんに悩みを相談したい方は、こちらのお問い合わせフォーム(https://joshi-spa.jp/inquiry)まで、お名前はハンドルネームまたは匿名希望、題名の冒頭に【性活相談】を入れ、お送りください。 ※相談内容の一部を変えて取り上げさせていただく場合がございます。
森林原人
1979年生まれ。1999年にAV男優デビュー。出演本数1万本。経験人数9千人。セックスの虜になり道を踏み外したと思われているが、本人は生きる道を見つけられたとむしろ感謝している。著書に『イケるSEX』(扶桑社)、『セックスお悩み相談室』(扶桑社)他。性と向き合い、性を知り、性を楽しむためのサイト「リビドーリブ」とYouTubeチャンネル「森林原人YouTube」を運営。★Twitter(@AVmoribayashi)/★Instagram(@genjin_moribayashi_1979
1
2
Cxense Recommend widget
あなたにおすすめ