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マツコ復帰で実感した、マイナー番組『5時に夢中!』への深い愛

 こういう番組だからこそ、マツコも歯に衣着せぬ発言ができるのでしょう。  例えば、「無神経、馬鹿じゃないと総理大臣ってできないと思うのよ。安倍ちゃんなんて馬鹿の象徴じゃない?」(2017年10月2日放送)とか、 「よく名門野球部出身の人が、この世界で結構いますけどね、テレビとか(広告)代理店とか。だいたい、ほぼ十中八九クソ野郎ばっかり」(2017年8月7日放送) なんて発言も、生放送なのでカットされず(できずに?)にオンエアされています。  CMスポンサーは、炎上騒動も招きかねない『5時に夢中!』を降りてほしいと思っているでしょうが、義理堅いマツコは、辞めることなんて考えてないんじゃないでしょうか?

ちゃんと出来ない番組だから好き?

 以前、TBSラジオ『山里亮太の不毛な議論』に出演の際にも、マツコは『5時に夢中!』について「ちゃんとこなれることがみんな無いんだよね…ルーティーンでやることは決まっているわけじゃない? それがなぜかちゃんと出来ない番組なのよ」と話していました。  それは“あえて”の狙いなのかとの質問に「狙ってないのよ! そんな番組今まであった? だから好きなんだよね…」と答えました。  もしかして、マツコはダメな男ほど可愛く思えてしまうタイプなのでしょうか? 何だか母性本能が疼(うず)いてしまうのかもしれません。  これからも健康に気をつけながら、『5時に夢中!』のレギュラーを続けてもらいたいですね! <TEXT/鈴木詩子>
鈴木詩子
漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。Twitter:@skippop
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