日米の“ひとりH事情”が違いすぎてビックリ!その理由とは
TENGAが日本とアメリカでひとりHに関する意識調査を行ったところ、かなり興味深いことが判明したというので、同社の女性向けセルフプレジャーアイテムブランド「iroha」の広報・工藤まおりさんに話を聞きました。
「自社で調査したデータによると、アメリカ人女性の約42%がセルフプレジャーアイテム(バイブ、ローター、ディルドなど)を持っているんです(調査対象:アメリカ人口の標本サンプル 1,200名)。
一方、日本人女性の所持率は約19%(2017年11月/TENGAによる調査)。近年少しずつ伸びてきているのは実感するんですが、まだ使ったことがない人が大半だと思います」(工藤さん、以下同じ)
なんと日本の2倍以上!
「日本でいわゆるアダルトグッズが売っている場所として連想するのは、ちょっと入りづらい男性向けショップだと思いますが、欧米ではランジェリーショップから派生したお店が多く、店のつくりから取り扱い商品まで女性客を意識していて、店員も女性が多いんです。
また、アメリカでよく行われる、新婦が独身最後の夜を同性の友人と過ごすパーティー(バチェロレッテ・パーティー)でも、そういったお店の人を呼んで女子会を行ったりと、セルフプレジャーアイテムは日本よりも格段に身近なんですよ」
セルフプレジャーアイテムに対する意識の違いは、その好みにも反映されています。
「セルフプレジャーアイテム慣れしているアメリカでは大きくて硬いものが人気です。でも、日本はその真逆。セルフプレジャーアイテムの使用そのものにまだ抵抗がある女性も多いので、カラダに馴染みのよい、柔らかくてそこまで大きくない製品が好まれる傾向にあります」
それは、その国の男性のサイズと比例しているのでは……なんて邪推したくなりますが、“慣れ”による差が大きいようです。
「欧米では、高品質でデザイン性も高く、1万円以上の製品でもよく購入されているそうですが、日本ではグッズ未経験女性が大半なので、使ったことのないセルフプレジャーアイテムに1万円以上を投資することに抵抗を感じる方が多いです。
irohaは、まだセルフプレジャーアイテムを使用したことがない女性にも楽しむきっかけになってほしいという思いを込めて、手に取りやすい価格帯の製品を開発しています」
アメリカでは女性の42%がアダルトグッズを所有

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