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嫉妬深いくせに浮気する男のフザけた言い分【トンデモ男研究】

 浮気男、上から目線男、束縛男……世の中にはいろいろなタイプのトンデモない男がいるものです。最初は気づかなかったけれど、関わってみたらトンデモなかった! という痛恨の体験談を女性から集めてみました。男を見る目がない人は、教訓にして頂ければと思います。

浮気するヤツは死ね、と言ってたくせに

 付き合いたての頃はラブラブ……でも、長い間付き合っていると大きな壁にぶち当たることもありますよね。アパレル会社勤務のミカさん(仮名・24歳)もそのひとりでした。 「彼とは大学時代のバイト先で知り合って、4年間付き合っていました。付き合ってから分かったのですが、実は彼、私が初体験の相手だったんです。 そのせいなのか、彼は異性関係には口うるさい人で、私が男と2人きりでご飯に行くなんて言語道断。『浮気するヤツは最低。死んでしまえ』ともよく言っていました」  もちろんミカさんが浮気をすることは一切なく、むしろ気を使っていたそう。 「会社の飲み会があるときは逐一報告していたし、男性上司からのご飯のお誘いも全て断っていました。それなのに、彼はバイト先の後輩の女の子Aちゃんと2人でご飯に行くようになったんです。 まぁ、私もAちゃんとは仲良くしていたし、彼も含めた3人で遊ぶこともあったので、最初は特に気にしていなかったんです」  ところが、次第に彼の様子が怪しくなっていったそうです。 「Aちゃんと仲良くなり出してから、『今日は急にバイトが入った』とか『バイトが長引いて終電乗れないから、みんなでオールする』っていうことが増えたんです。おかしいなって思って、ある日いきなりバイト先に行ってみた。そしたら、働いているはずの彼がいなかったんです(笑)」

浮気現場に踏み込んだらトンデモない言い訳を

 女のカンは鋭いって言いますからね。迷った挙句、ミカさんはAちゃんの家へ突撃。そこには慌てる彼とAちゃんの姿が……。  「家に入って、『どういうことか説明して』って言ったら、彼は『えっ、なんでいるの?なんで?』って、それしか言わない。私の方が思ったより冷静でした(笑)。彼が話にならないので、Aちゃんだけに話を聞いてみたら、ヤルこともヤってました」  ここまでくると、もう言い逃れできない状況ですね。 「それなのに、彼からは謝罪の一言もないんです。『何で来たの?』とか、『じゃあ俺はどうすればいいの?』と言ってばかり。Aちゃんが好きなら私達は別れるしかないでしょ、と言ったら『お前とは4年も付き合ってきたし、楽しい思い出もあるから簡単には別れられない』って」  浮気しておいて、よくそんなことが言えますね! 「ただ正直、ここで改心してくれるなら許すつもりでいました。だから、私と付き合うならAちゃんと縁を切って、バイトも辞めてって言ったんです。 そしたら彼が逆ギレして、『そんなことまでお前に言われる筋合いはないだろ!というか、お前ともAとも別れたくない。よくわからない』ってどっちつかず。これには、私もAちゃんも苦笑いでした」  結局この修羅場の後、ミカさんと彼は別れることになりました。「ピンチは最大のチャンス」と言いますが、真の人間性は修羅場のときにこそ、分かるのかもしれません。 【教訓】 束縛男の言うことを真に受けないように 「他の男と会うな」などと束縛する男は、「これは愛情表現なんだ」なんてことを言ったりしますが、真に受けないように。単にあなたを支配したいだけで、自分は裏でよろしくやってるかもしれませんよ。 <TEXT/槍田創 PHOTO/Piotr Marcinski> ― シリーズ「本当にいたトンデモない男」研究【8】 ―
槍田創
学生時代は短距離連覇の敵なし陸上女王。名門青学陸上部に進学するも、「エロ」と「女子」に目覚め、挫折。持ち前の好奇心で取材に邁進する日々
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